衆議院本会議で安全保障関連法案が可決されました (2015/7/16)
本日、衆議院本会議で安全保障関連法案が可決され参議院へ送られました。
本法案は、国土、国民そして自衛隊員の命を守る法案であり、断じて戦争法案ではありません。国内における消防士も火災で逃げ遅れた国民を救い出す為に防火服や酸素ボンベ等を身に付けます。警察官も極悪な犯罪者から国民や自分の身を守る為に拳銃の所持と正当防衛であれば拳銃の使用が許されています。
しかし現在の法律では自衛隊の後方支援や国民の救助そしてPKO活動などでも武器の使用は許されません。自衛隊の身を守る為には武器の所持と正当防衛による武器の使用が必要であります。決して戦争をするのではありません。後方支援や国民の救助において自衛隊や国民の身を守る為であります。
そして集団的自衛権については、わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること、など武力の行使はあくまでも限定的で自衛の為であります。
北朝鮮のミサイルの脅威、中国の南シナ海・東シナ海の米中問題、国際テロ集団から、わが国や国民の命をいかに守るかが政治の責任です。一人の犠牲者を出すわけにはいきません。犠牲者が出てからでは手遅れです。安全保障法制の整備が抑止力になり平和の維持に繋がると考えます。国民をしっかり守れるために安全保障法制の整備は必要と考えます。
しかし国民の皆様への説明責任は不十分であります。
国民の声を真摯にそして謙虚に受け止め、議論を継続して参りたいと考えています。
戦争法案ではありません。国民の命を守る平和安全保障法案であります。