認めたくなかったけど

どうやら、私はモラルハラスメントを受けていたんだな、と最近気づいた。


モラハラ関連の本を読んで、それは確信に変わった。

身バレしたくないから詳しくは書かないけど。


心の壊れ方がはんぱないと思っていたのは

子育てが苦しすぎるからだと思っていたけど

心を壊した人がいたからだったみたいだ。


いい人だと思ってたから

認めたくなかったけど。

いい人だと思いたかったのか。


いつも私に「罪悪感」を感じさせる人。

いつも私に「感謝」を要求する人。

いつも私に「あなたのあるべき姿はこうだ」と望んでいた人。


味方のふりして、味方じゃなかった人。



ずっと、「自分が人間的に劣っているからうまくやれないんだ」と思っていた。

でも、冷静に考えると、ほころびがたくさん見えてくる。

論理が破綻している。


味方のふりして、味方じゃなかった。


私が「言いなり」になっている時だけいい人だった。

私が言うことを聞かなかったら、

私が自分の考えを言ったら、

大騒ぎをした。

私が間違っているって。

こうしなきゃだめだって。

絶対に、自分が思っているように物事を動かそうとした。



私は私で、好きなこともあって

やりたいこともあって

自由な意思があって

自分の人生がある。


誰かの望み通り生きるために生まれてきたわけじゃない。


人のために役立つ人間にはなりたいけど

親切心は自分からわき上がる物

人から強制されるものじゃない。

あなたは私を、「正しい人」にしようとした。

自分好みの「正しい人」にしようとした。



あなたのことが好きじゃないんだ。

だからあなたを助けようと思えないんだ。

それはあなたが私をコントロールしようとしてきたから。

だから私はあなたのことが好きになれなかったんだ。

ちがう、最初は好きだった。

きっと最初は私をコントロールしようとしていなかった。

そのころ私はあなたを好きだった。

だからあなたの言うことを聞くようになってしまった。

いつのまにか、罪悪感を持たされからめとられてしまっていた。



私は罪悪感を捨てる。

あなたの要求は法外だ。

一見まっとうなことを言っているけど、法外だ。

私はマザーテレサではない。

あなたの望む聖人君子にはなれない。

私は「与えるだけ」の人にはなれない。

あなたの要求は神様にしか叶えられない。


私がいたらなかったわけじゃないんだ。

私はあなたへの罪悪感を捨てる。



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