文体

別に元から上手くはなかったけど、最近、自分の書く文章がなんか変になってきてる。
句読点の位置とか、助詞を使う場所や回数が変で、意味が通ってなかったりすごくわかりづらかったりする。

仕事のメールとかは、なんとか見直して形整えて送ってるけど、何度も起きる文章の間違いや気持ち悪さが辛くなってきた。

自分が生み出す変な文章に妙な既視感があるなと思ったんだけど、これ、SNSやネットでたまに見る、
「なんでこんな文章になっちゃったんだよ! 」と言いたくなるようなおじさんが作る文章の気配があるのだ。

男の人は、普段から既得権に塗れて発言や言動を押し通しているから、文章においても感情のままに脈略なく書くようになる。
そして、おじさんには書いたもの見直す体力ももうないから、欲望がそのまま吐き出されたような汚物のような文が出来上がる。

僕がこの添削をサボった時に、あの意味の通らない支離滅裂なおじさん文章に作り変わっていくのだろう。

言葉は使えても文章は書けない男性に「狂ったおじさんという文体」がインストールされてゆくこの感覚は、筆舌に尽くし難い。

サブウェイのアボカドベジー食べます