「綺麗な儚さ」オサカナラストライブその2

9月6日に開催された、sora tob sakanaのラストライブ「untie」の記事。後編です。

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「ONE TEAM」ともう一つ、感じたのが「儚さ」。1曲がいつもよりも本当にあっという間なんですよね。歌詞や振り、演奏のひとつひとつ観ながら振り返っていると、どんどん時間が過ぎて。

なかでも特に儚さを感じたのが、終盤で披露された、自分の一番好きな曲「広告の街」。

発表から数年で歌もダンスも洗練され、なおかつ生演奏つきという最高の環境下で、パフォーマンスに圧倒されました。格好良さに唖然としている間に曲の終わりを迎え、凄いものを観たと。雷に打たれたような?どういう言葉が正しいのか解りませんが、出会った当時とはちがう衝撃をうけました。

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ああ、このパフォーマンスで最後か。。もう新たに観ることはできないのか。。時折しみじみしたのですが、メンバーの3人は悔いることのないような笑顔で精一杯パフォーマンスをしていました。

視聴者まで伝わってくるような清々しさ。なんて美しい最後なんだろうと、終わりが近づくに連れて思うように。「綺麗な儚さ」を感じ取りました。きっと本来はこうあるのがラストライブなんじゃないかって。

最後の最後、メンバーは手を繋ぎ煙の中へ、星のようになり消えていきました。笑顔で、無邪気さも感じさせながら。一つの伝説のように。。。

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想像ですが、メンバーにとって6年間の活動は悩むことや嫌なことのほうが多かったかもしれない。今後も惰性のままに続けていたら悲しい最後を迎えていたかもしれない。

だからこそ、このタイミングでしっかりと集大成を見せ、笑顔で活動が終了できたことを自分は一ファンとして嬉しく思います。今回徒然と書きましたが、そのくらいのことを思うほどにsora tob sakanaは魅力的なグループで、彼女たちの活動に支えられてきたんだと振り返って思います。出会えたこと、本当に感謝しています。お疲れさまでした。