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特に「決まり」はないと思う

ちょっとこの方の投稿を読んでて「企画とは?」について私なりに考えました(最下部のリンク参照)。

現在、弊社や私の「クリエイティブや広告制作を中心とした」案件の「企画」というのは主にマーケや広告代理店系なんかの「ホワイトカラー」の人が発案し、それをクライアントに提案&適性の外注(主にブルーカラーの人=現場の人)を選んでプロジェクトを進める…というのが一般的です。弊社も私も「そういう仕事」が多いです。

ですが、これは特にホワイトカラーの専売特許ではないので、別に「現場側」からマーケや広告代理店に企画を提案しても良いんですよね。単に上から「予算と提案」が降りてきた方が現場としては色んな面倒な要素が減って「楽」なだけなので。中小企業で「モノ」を作っている会社は皆「現場」で新しい企画や新商品を作っていますし。

…で、色々と「こうした方が良い」という話がたくさん書いてあるのですが現場の私が個人的に思ったのは、

「企画を作る」という作業は「台本を書く」という作業とほぼ同じだと私は考えているので、せいぜい「4コマ漫画を描く」くらいの決まり事だけで良いんじゃないか?という事。

要は最終的に分かりやすく「ちゃんと」伝われば、そこに至る方法は最初の企画者個人が「作りやすいように、やりやすいように」やれば良いのではないか?…という事ですね。要は「あんまり拘束しないで…」って事。最終的にやるのは「缶詰(強制引き籠り)」くらいかなー…。

ある程度の「楽=楽しい」環境がないと、正直あんまり良いモノはできなかったという経験もありましてね…。

広告代理店や大きな企業なんかの場合は企画やマーケを「複数人」でやる場合が多いのでこういった「プロセス(作業工程)」を効率良くする事に重点を置くので、特に彼女の手法の否定って訳じゃないんですが、企画で一番重要なのは「ネタ」だと私は考えてるので、私としてはまずはそこに全力投球したいって事なんです。

彼女の話で色々と書いてある事も大事っちゃ大事なんですが、これは別に企画者自身が考えなくても良くて、無理なら周囲の人に助けて貰っても良いと思います。私は企画が小さい場合が多いので基本全部一人でやってますが、まーしんどい!…ので、周囲の色んな人に助けて貰いながら「ネタ第一主義」で色々と作ってます。

企画が大きかったり関わる人数が増えると色々と大変なのは十分理解はしてますが、企画の「理念・信念・意図・目的」が「ちゃんと」してさえいれば、まぁ大体何とかなってきたかなぁ…というのが20年以上現場で活動してきた私の感想です。

あくまで私の感想ですよ。「コレが正しい!」…とかではないので。

「特に決まりはない」のが企画の作り方だと思ってます。


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