トランス女性と犯罪者の区別が付かない人々(続編)

先日投稿した記事にコメントが寄せられたのだが、何やら相当お怒りのようで論理飛躍や詭弁だらけだった。
ジェンダー問題の論客にはこの手の感情論者が多いが、その非論理性が却って問題の解消を阻んでいることに気付くべきだろう。

>「トランス女性と性犯罪者の区別が付けられた」人は現状一人として存在していない。

悪魔の証明&極論。根拠がない。「区別が付かないから同一視して良い」という理屈にもならない。

>女性をレイプして有罪が確定した性加害者が「セルフID法に従って法的性別を変更して女性刑務所に入りたい」と公言

身体は男性でも心はレズビアンだったのかも知れない。が、いずれにせよレイプ犯(性犯罪者)であることに変わりはない。更に言えば、この公言だけでは「その内容の真偽は不明」である(刑務所内でレイプする目的があるのかも知れない)。
そもそもこの一例を以て論うのは、早まった一般化&チェリーピッキング。良識があれば最初から「トランス女性は決して犯罪者にならない」「犯罪者にトランス女性はいない」等とは誰も考えないだろう。
よって、これのみではセルフID法の欠陥の証拠にはならないし、スタージョン氏の党首辞任の理由にもならない。

>このnoteの筆者は(略)「トランス女性と性犯罪者の区別など簡単にできる」などと嘯くのだが、

そんな主張はしていない。ストローマン。

>この御仁は〝無駄に自信過剰な馬鹿〟なのか、(略)〝家父長主義者であるか〟の二択

対人論証&誤った二分法。

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