なりすまし立候補も表現の自由

>選挙に対して不真面目な言動が増えると、真面目に選挙自体に行くことをバカバカしく感じてしまい、長期的には“選挙への信頼感”が損なわれ、政治不信につながることが懸念される。また“なりすまし立候補”を信じて投票してしまった場合、無効票になってしまうし、特に僅差の選挙結果の場合にはなりすまし行為の無効票が結果に影響を与える事態も想定される。

上記は日本大学法学部の安野修右氏の弁だが、全て些細な問題だ。

その程度で「バカバカしく感じる」なら、所詮その程度の政治意識しかないということ。ならば無理に参政しない方が、”より困窮した人々の声”が国会に届きやすくなるので、社会全体の幸福に資する。
なりすましを見破れずに無効票を投じるのも、本人の選択の結果。投票の自由にも責任は伴う。仮に結果に影響が出ても、有権者の最新の政治リテラシー・メディアリテラシー即ち民度を映す鏡である、という点で「正しい」。

候補者の乱立を規制したがる向きもあるが、そもそも社会が成熟して、それまで無視されてきた人々の”解消されない細々とした(ワンイシューな)不満”が目に見えてくるのは、自然な事だ。
尤も、本来彼らに必要なのは政治活動ではなく、高水準教育だが。


以下、弊サイトより抜粋。

暴力的民衆から暴力的政権を生じるのが真の民主主義。テロは人権主義の敵。「民主主義への冒涜だ挑戦だ否定だ」は偽善欺瞞。
民主主義は常にポピュリズム。大衆迎合しない政治家は選挙に勝てない。昨今の世界的な極右勢力増長の原因は低水準な情報教育。

己の一票を過大評価し情や惰性で動く他力本願な不幸者ほど政治依存度は高くなる。政治家の仕事は幸福度を上げ投票率を下げる事。
投票率・候補者の減少や多党化は政情安定・社会成熟の証。奇人変人の当選は議員定数過多の兆候。低投票率を嘆くのは本末転倒。

政治やメディアはそれを見る個人と社会の写し鏡。民主主義指数が高いほどスポンサー消費者、低いほど政府当局に逆らえない。
自己肯定感やメディアリテラシーの低い情弱ほど、不都合な情報を嫌悪排除し「己の知見こそ全で真」と思考停止・自己陶酔。

あらゆる社会問題に共通する根本原因は無知思い込み勘違い誤解視野狭窄。解決に必要なのは適切十分な高水準教育(≠高学歴)。
義務教育で哲学や心理学を教えないから、先見力協調性適応力自制心倫理観論理力EQ各種リテラシー問題解決力等が低くなる。

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