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21歳、鳥取の酒を知り、沼にはまる

はじめに

私は、9蔵(諏訪酒造、藤井酒造、元帥酒造、梅津酒造、大谷酒造、稲田本店、千代むすび酒造、大岩酒造本店、源流どぶろく上代)を訪れた。私は今年で21歳であり、アンバサダーになるまで日本酒をほとんど知らなかった。訪問を通して、2つの魅力に気づいた。

魅力①:温度による味わい

1つ目は、温度によって味わいががらりと変わることである。このことを教えてくださったのは、梅津酒造代表、梅津史雅様だった。梅津様には、梅津酒造が誇る、日本酒「冨玲」や梅酒「野花」などをさまざまな温度で飲み比べさせていただいた。そのとき、同じ銘柄であっても温度の違いで全く違う日本酒に感じた衝撃はいまでも忘れられない。特に、「野花」に加温したとき、アルコール感と梅の風味のマッチ度に驚いた(個人差があるので、皆様自身で試してください!)。

熱燗にした野花

魅力②:鳥取らしさ

2つ目は、地物を使用して日本酒を生産していることである。裏付けとして、私が訪れた蔵の8割近くの蔵が鳥取県産の米・水を使用している。特に、大岩酒造代表、大岩一彦様のお言葉が胸に刺さっている。それは「地元で収穫した米と湧水を使うことこそが地酒と呼ぶに等しい」というお言葉である。鳥取県の酒蔵様は地元の原料を使用して、高付加価値の日本酒を生産しようとどの蔵も奮起されていることが伝わってきた。

地酒について語る大岩社長

終わりに

私を歓迎してくださった蔵人の皆様、誠にありがとうございました。来年度は鳥取県の酒蔵をテーマに卒論を執筆予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします。また日本酒好きの方は是非鳥取を訪れてみてはいかがでしょうか?


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