はたち

お久しぶりです。熱しやすく冷めやすい僕は気が付けば半年も更新していませんでした。半年の間に世界はとんでもないことになり、授業もオンラインになったので、最近は家で無人島を開拓しています。そんなこんなで期間は空きましたが、まあ別に僕のnoteを楽しみにしている人はまだいないでしょう。現状フォローしてくれている人のほとんどは胡散臭い自己啓発をしてくる人たちです。

先日、二十歳になりました。小さなころは「早く大人になりたい」なんて思っていた自分ですが、いざ二十歳になってみると実感は湧かないものですね。今日国民年金の手紙が届いて少し湧きました。

幼少期の自分は二十歳になった自分にどんな幻想を抱いているのでしょう。小さいころから自分は何者かになりたかったです。いや、何者かになれればよかったのです。賢い者、面白い者、優しい者などなど何でもよかったのです。さあ二十歳になった自分はどうでしょう。

シンキングタイム

何者にもなれていないですね。残念です。10年前の自分にこの事実を伝えても信じてはもらえないでしょう。なんせ、あの頃の自分は可能性は無限大だなんて思っていましたから。チクショウ。

決して、ネガティブなわけでは無いです。「考えすぎ」と表現するのが一番いいのかもしれません。ただ一つ思うのは、いつしか僕は「何者」かになることが目的になってしまっていた気がします。ただ、自分の信念がフニャンフニャンした僕は大した目標も定めず何者かになろうとして、いろんな人とやんわりと付き合っていた結果、ただのお人よしみたいになってしまいました。大した志も無く、周りの人に愛想を振りまき、しかし心の中では野心が僅かながらとろ火でコトコト煮込まれている、そんな現代社会の生んだ中ボスみたいな人間になっていました。

結局何が言いたいんだみたいな文章になりましたが、僕はまだ何者にもなれなさそうです。何かを成し遂げようとしても、案外壁は立ちはだかるもので、頑張れば越えられそうではあるけどもフニャンフニャン現代人はすぐ諦めてしまいます。壁の高さは想定の8倍くらいでしょうか。