飲み会なんて大っ嫌いだった

大好きな人と行くと、一緒に居られるだけでとっても楽しい。大切な人と行くと、もっともっと深い話をいっぱいしたくなる。飲み会の別れ際が、こんなに寂しいなんて。私の人生で経験できるなんて、思ってもみなかった。

飲み会は、仕事の愚痴とか、褒めてほしい話、結婚の話、あの人はこんな人だとか、こんな事されたとか、マウンティングしたりされたり、そんな、戦場みたいな場所だと思っていた。だから、とにかく飲んで飲んで飲みまくって、ぼんやりした意識に身をまかせる事で、自分の精神的な安定をいつも守ってた。ここから先は、私酔っ払ってて、ふわふわしているから、覚えてませーん。聞いてませーん。何言われても、ふんふん、と言いながら、サラッと受け流す。まだまだ終電からは程遠いけど、そろそろ私、帰りますねーって言えるチャンスをいつも伺っている。スマホは絶対手放せない。そんな飲み会がほとんどだった。

こんなに楽しいこと、あるんだ。わー、生きてて、ほんとうによかった。大切な人の恋人の話とか、辛かった思い出、今考えていること、これから先やりたい将来の夢。まだまだ話足りない。また明日会ったら、続きを話そう。

今年が終わっちゃうのは寂しいけど、また来年も飲もう！美味しいご飯と一緒に。