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新年の抱負と、ごく個人的な名言集

ある方の「2021年の抱負」が素敵だったので、影響を受けて、私も「新年の抱負」を書いておきたくなった。

「前を向け。視界を確保しろ」そして「無闇に環境を変えない」。

以上。一行で終わってしまった。

……しかし、もうちょっと何かを書きたい気分なので、思いつきで、自分が好きな言葉や迷ったときに思い出す言葉、いわば「極私的名言集」を、さらっと書いてみよう。

Garbage in, Garbage out

「毎日本を読め」「毎日ブログを書け」みたいなそれっぽい言葉に惑わされそうになったら、この言葉を思い出す。くだらないものをがんばって取り入れても、くだらないものを生み出すようになるだけ。「量」が必要なときもあるが、ウェブ上に溢れるどうしようもない言葉を大量摂取したり、どうしようもない言葉を生成したり、それでいいの?というリマインド。

Don't make things too complicated

思う事があるならそれを言葉にしよう、わからない事があるなら素直に質問しよう、会いたい人がいるなら会いたいと言おう。もちろん「綺麗な嘘」が必要な場面もあるかもしれない、しかし、それは本当に今、この場面で、必要なのか? 実は「シンプルに言葉にする」「とりあえずやっちゃう」のがベストではないのか?

Priority matters

大量の「やること」を前にして途方にくれている状態のとき、昔の上司が慌てず、ゆったりした表情で、この言葉で諭してくれた。「やること」だけでなく「やりたいこと」が蓄積してしまったときにも思い出す。

ちょっと調べたところ、"Nobody is too busy. It's just a matter of priority" という言葉が元ネタらしい。詳しい説明をしているMediumもあった。ざっくり意訳すると「時間は限られたリソース。大切なものに時間を注ぐためには、大切ではないものに時間をかけている暇はない」ということ。

他の人に頼んだ何かの返事が返ってこないときにも、この言葉を思い出すといい。相手の立場になって考えると、その「何か」は優先順位が低くて、だから後回しになってるのだ…と、あきらめがつくなら、それで終わり(ひたすら待つだけ)。あきらめがつかないなら、どうにかして優先順位を上げてもらう策を考えよう。

Keep  the door open

「時間は限られたリソース。大切なものに時間を注ぐためには、大切ではないものに時間をかけている暇はない」というのは、ひとつの真実。しかし、「新しい出会いに対して、心のドアを閉ざしてはいないか? 忙しい日々の中でも、ワクワクしたりときめいたり、そういうものへの感受性を潰してはいないか? 素晴らしいものを見つけたなら、それを逃してはいけない」

30歳年上の素敵な女性が、私にそう諭してくれた。何歳になっても自分の心に素直で、ある意味わがままで、自分の価値基準をしっかり持ちつつ、未知の世界に対しては好奇心を失わない……彼女のような大人になりたいなと、私は思った。そんな理想を忘れずにいるために、思い出す言葉。



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