見出し画像

人の失敗の話に興味がある

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

人の失敗も聞きたい

普段からもっと人の失敗の話を聞ききたいなぁと思っています。

なんかこれだけ聞くとかなり性格に問題がありそうなフレーズですね。

別に優越感にひたりたいわけでもマウントをとりたいわけでもなくて、単純にそっちの方がためになることが多いんじゃないかなぁと思ったりしてます。

成功した話は世間にごまんとあります。
本屋にあるビジネス書のほとんどは成功者の弁だし、SNSは成功した人が目立つ場所でもあります。

もちろん成功した人から学べることはたくさんあるんですが、成功するには多くの前提条件があるので同じように真似しても上手くいくとは限りません。

たまたま時代がよかったかもしれないし、たまたま人脈があったからかもしれません。自分では気づいていないことで成功することも結構あると思っていて、ちゃんと分析できる人はいいんですがマグレ当たりもあるんじゃないかなぁと。

なので偉そうに語っていても、たまたまのホームランなのかどうかを見分けるのが難しかったりするなぁと思うんです。


一方で失敗の話ってなかなか聞こえてこないものです。

だれもインタビューしたがらないし、話したがらない。

でも成功してる人よりも圧倒的に失敗を経験している人のほうが多いはずなんですよ。
そして失敗しているポイントって共通している部分があると思うんです。
成功よりも似たようなことが多いです。
なので失敗談って自分が思っているより、人にとっても価値があるんじゃないかと思うんです。

良くも悪くも、人の脳みそって失敗より成功体験の方が気持ちよくなるように出来てるんだと思います。

希望が持てるし、やる気がでてきます。

これはこれでいい効果なんですが、学びという意味では失敗談は負けず劣らずでいい学びになります。

致命傷を避けれる

失敗で一番まずいのが再起不能や致命傷を負ってしまうことです。
それを事前に理解しておくことで避けることができたりします。

事業を始める時にいきなり店舗とか初期投資がドデカいと失敗の確率がめちゃくちゃ上がって最悪は借金だけ残るなぁとか。

海外で滞在のステータスのこと調べずに、適当なエージェントを選んだらビザが切れて強制帰国だなぁとか。

先人たちが落ちた穴や失敗があるはずなんですよ。
ワーホリのあるある失敗。
海外生活のあるある失敗。
プログラマーのあるある失敗。etc…

それぞれにあるんですよ。そしてそれぞれに致命的な失敗もたまにあって。

それを知ってるかどうかだけで生存確率が大きく変わってきます。
大成功に直接は繋がらないかもしれませんが、生きながらえることができます。
生きながらえている以上は次のチャンスも生まれます。
致命傷で折れないようにすることが大切です。

失敗を客観的に見れる

自分の失敗だとパニックになって落ち込んで少し動けなくなるかもしれません。
でも人の失敗であれば客観的に観察できます。

なぜ、そうなったのか?
自分ならどうするか?
そうならないようにするにはどうすればいいか?

そういうことが考えやすくなりますよね。

そうやって自分の中に引き出しを作っておくことで、いざという時に無意識に避けたりできます。

というわけで

ネガティブなだけの話や愚痴は聞いててもしんどいですが、1つの失敗談はすごくためになることもあります。

特になにかを始める時は、成功サンプルを集めるのもとても大事ですが、失敗サンプルを集めるのも同じくらい大事だと思います。

失敗を語れる人になりたいし、その失敗が次の人の知識になればいいのになぁと思います。

ちなみに僕の北米での失敗は、初日にファーストフードで、

「here or to go?」(ここで食べるか持ち帰りか?)

が何回聞いても
「ひゃとぅおー?ひゃとぅおー?」
にしか聞こえず何回も聞き直したら、白人の高校生くらいの店員さんにブチ切れられたことです。

みなさん!
ファーストフードでは最後に「for here or to go」って絶対聞かれますのでご注意を。

ではでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?