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転職しなくても転職活動する3つのメリット

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

現在の会社に入ってそろそろ2年を迎えようとしております。
最近そろそろ転職活動しようかなと考えております。いろいろ準備しないとなぁ。

そこまで今の会社が不満というと、そんなこともなくて逆にいろいろできることも増えたし自由にできる部分も増えてきました。

ただ自分の成長の機会は以前よりも減ったなぁという印象です。
社内のプロダクトの転換点ということもあり、体制が変わってきたというのも原因かもしれません。

ここらへんで次のステップに行くには、他のプロダクトや会社をもっと見たほうがいいかなと思っています。

いつでも転職できるようにしておく

北米では簡単にレイオフやクビを切られてしまいます。

先週も僕のチームメイトが最終宣告を受けて今月末に去っていきます。
悲しい・・・

とは言え明日は我が身。
レイオフされないように頑張らなければいけません。

日本は雇用が守られているので、クビになることはほとんどありません。
しがみつこうと思えばいくらでもしがみつけます。

なので普段から転職準備をしている人なんていないのではないでしょうか。でもいつでも転職できるようにしておくことってとても大事だとおもうんですよ。

転職活動のメリット

1つ目は自分の市場価値やマーケットが何を求めているか理解できることです。

転職をしようとするといろいろ見えてくるものがあります。
まず自分の市場価値はどのくらいなのかが分かります。
今の自分を他の会社ではどのくらい評価してもらえるのか、給料や待遇で一目瞭然です。

社内では評価してもらえていないことが、他の会社ではすごい評価してくれる可能性があるわけです。
そのおかげで給料が上がることは全然ありうるわけです。

また逆もあります。
自分が一生懸命取り組んでいることが、実は世間ではそんなに求められていないスキルであったり時代遅れだったりすることもあるわけです。

プログラマーであれば、人気のない言語を使っていたり世間のトレンドについていけてなかったり。
「あっ、このままのスキルではやばいかも・・・」
とかに気づけたりします。

他にも世間ではこのスキルが求めているみたいなのが見えてきたりします。
この業界は元気だなとか、新しい職種がでてきているなとか。

そういった情報は普段1つの会社で仕事をしているだけでは分かりにくいものなので、それが転職活動することで見えてくるメリットがあります。

実際に転職するかしないかは置いておいて、そういう世間の動向を調べたり、自分の世間での価値を正しく見積もるために転職活動や準備をしておくことはとても有益です。

2つ目は自信につながったり精神衛生上いいということです。

転職がいつでもできるということは「自分はいつでも他の会社へ行こうと思えば行ける」ということです。

「精神をすり減らして我慢する、仕事とはそういうものだ」というのは考え方はあまり精神衛生上よくありません。
もちろん耐える必要があったり超えなければいけない苦痛があるのは当然ですが、仕事に成長や喜びを感じられないと仕事がつまらなくなります。

そうなった時にいつでも転職できるぞってのは心の支えになります。
「いつでも辞めてやるよ」ってのを最後の切り札として胸の奥底に持っておくことは大事なのではないでしょうか。

そのためにはいつでも転職できるように準備しておかなければいけません。

3つ目は普段から自分の仕事の成果を言語化できるように意識できること。

転職しようとすると分かると思いますが、面接で自分のやってきたことやできることを整理して相手の会社にプレゼンしないといけないわけです。

となると、自分のスキルセットや成果を棚卸しして言語化しないといけないわけです。これができるようになるのがいいんです。

これをいつも意識して仕事をするのとしないとでは、今の成果に大きな違いがでると思っています。
「もし次の会社の面接があったらこういうことを言えるように、今のうちにこういった成果を上げておこう」みたいな思考になったりします。

リーダーシップをとれることを強調したいから、普段からプロジェクトをリードできるようにしようとか。
数字で示せる成果を出すために、売上や計測できる数字をちゃんと見ておこうとか。

打算的に見えてしまいますが、何も考えずにただ漠然と仕事するよりだいぶマシだと思います。
人に迷惑かけたり偽装の成果を上げるための仕事はよくないですが、仕事なんてこれくらい打算的でいいと思います。

こうすることで、仕事を言われたことだけやるから自分でコントロールできたりイニシアチブを取りながら仕事に取り組めます。

で、実際に成果がでればそれを引っ提げて転職してもいいし、社内で昇進の交渉でもいいし。

この意識を持つために転職することを念頭に置くほうがいいのかなと思います。

というわけで

これから日本も転職がもっと当たり前になってくるような気がします。

少子化で人が少なくなるので人材の確保が難しくなります。
そうすると優秀な人はどんどん新しい、いい環境に移るようなると思います。そうなると転職することがそんなに悪いこととして見られなくなるのではないでしょうか。

こういった雇用の流動性がないことが日本の大問題だと思うので、もう少し転職することが当たり前になればいいかなと思います。

そうすれば一時的に何らかの事情で仕事なくなっても、また再就職できたりするのが普通の方がいいような気がします。

そしていろんな経験を持った人が会社を支えた方が価値は大きくなるのではないかなと。

というわけでこれから転職も視野にいれて動いていこうかなと思っている次第であります。

ではでは。

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