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スマホで書く、パソコンで書く、違いはどこにある

初めて、スマホから日記を書いてみる。

普段は(といっても、まだ3回目の更新だが)パソコンで書いているが、今日はこれから飲み会があるから、その前に書いちゃおうと思っての試みだ。
人の脳は、使う言語で性質が変わるらしい。それは、例えば日本語と英語の両方を駆使するバイリンガルの人でも、日本語を使う時と英語を使う時とで人格というか、思考が変化するそうだ。
スマホで書く時と、パソコンで書く時でも、同じように思考や文章に変化は起きるのだろうか。

こんなに長文をスマホで打つのはいつぶりだろう。少なくとも、LINEやTwitterではこんなに文字を入力することはない。
現時点で言えることは、すごく文章を書くときのリズムが悪い。モタモタしている。思考とアウトプットの速度が追いつかず、これはすごくストレスだ。単に自分のフリック入力が遅いこともあるのだろうが。

パソコンだと、ほぼ思考を垂れ流すようなスピード感で入力できる(特段タイピングに自信があふわけではないが)。あれはかなり気持ちいい感覚なんだな、ということに気づいた。
じゃあ、手書きだとどうなんだろう。もっと手間がかかるし、何なら書き直すとなったら相当な苦労だ。今だって、冒頭の文章が「〜という思いからの行動だ。」となっていたのが何かしっくりこず、「〜という思いからの試みだ。」と修正した。これが手書きだったら、消しゴムで消して、書き直して……という作業が発生する。面倒だ。

だけど、感覚として、鉛筆を持って、原稿用紙に向かって、手書きで文章を書いているときの方が、思考が深い、みたいなのがある。これは何なのだろう。過去の経験を美化しているのか、アナログの無意識の神格化なのだろうか。

降りる駅が近づいてきた。スマホで日記を書くのは、かったるいけど、意外と悪くないかもしれない。だけど、小指が死にそうだ。あのリングの付いたスマホカバーを買おうかな。

とりあえず、店に着いたらビールを頼もう。

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