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コロナ接触確認アプリCOCOAは役に立たなかった?

年内を目途に機能停止が決まった新型コロナウィルス接触アプリ(COCOA: COVID-19 Contact-Confirming Application)ですが、医師約900人へのアンケートで、

役に立たなかった:90.4%
役に立たった:10.6%

という結果だったようです。
ちなみに、私はアプリダウンロードしていません(使ったことありません)。

COCOAは、個人がスマートフォンにダウンロードし、Bluetoothを通じて本アプリ利用者間の街中等での接触を記録し、その人が濃厚接触者・感染者となった場合に接触者に通知が届くというものです。

初期試用版が2020年6月19日にダウンロード可能となりましたが、始まった当初「自分のスマホデータが抜かれる?」などデータセキュリティを心配する声が多く、それが普及しなかった一番の理由だったと思います。

そして、さらに2021年2月3日には驚くべき事が発表されました。
「過去5か月間にわたって『陽性者と接触があっても通知されない』状態があった」と。

驚きというか、「やっぱり」というか・・・

開発・維持を国から3億9千万円で受注した会社は、その内の94%費用を再委託・再々委託した(下請け・孫請け)というので、会社の開発能力自体が疑問視もされました。

日本のベンチャー企業等には優れた若い技術者がいると思うのですが、そのような会社・人を活用できない日本の政治がやはり問題だと思います。

このままでは、優秀な若い人はどんどん日本からいなくなってしまうでしょう。

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