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医学部のアカハラ問題のため、大学が「働き方改革推進賞」を取り消された

国立の大学で、働き方改革に関する事で一悶着あったようです。

山口大学医学部の女性講師が上司の教授からアカハラを受けてうつ病を発症したと、労働基準監督署が「労災認定」をした。
これを踏まえて、女性講師が大学&教授に損害賠償を求めて提訴したのが9月28日。

翌9月29日に山口県労働政策課が、今年度の「やまぐち働き方改革推進優良企業表彰」で山口大を優秀賞に選んだことを発表。<この時点で山口県労働政策課は、山口大学がアカハラで提訴されていたことを知らなかった(と思われる)>

10月6日に山口県労働政策課が山口大学の優秀賞を取り消すことを決めた。

という経過の様です。

詳細は当事者でないとわからない部分が大きいですが、私がこのニュースを見てまず感じたことは、「国立の大学が働き方で優れているの!?」という驚きでした。

私自身は大学の運営状況は詳しくないのですが、「大学病院の職場環境は最悪」という事はよ~く知っています。

県労働政策課がどの程度職場状況を調べたのかわかりませんが、ほぼ「書類選考のみ」だったりしないですかね?・・

その他の3つの企業は、来週10月19日に表彰される予定の様です。

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