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2025年から薬学部の新設禁止になっている中、滑り込み新設を狙う?!

薬学部の増加に伴い、「2025年以降6年制薬学部の新設や定員増を認めない」方針を2022年7月に文科省が発表しました。

薬学部は2002年46学部でしたが、その後2021年79学部まで増加。
当然薬剤師数も増加し、2020年に約32万人になっています。

その様な状況の中で、今後「薬剤師供給過多」が予測された上での文科省の判断だったと思われます。

しかし、順天堂大学が「2024年に薬学部新設」を目指し、今年2023年に文科省に「設置認可申請」を提出するようです。

すでに専任教員も50人確保していると報道もされており、逆風の中にもかかわらず認可される見込みを持っているという事でしょうか。

順天堂大学は、今年2023年4月にも「健康データサイエンス学部」を千葉県浦安市のキャンパスに新設します。
こちらの学部は、健康・医療とデジタルを融合するような分野で今後需要がありそうで、他大学にも多くない学部なので良いと思うのですが、薬学部はどうなのでしょうか?

地方では薬剤師が不足している地域もあるものの、都市部では薬剤師過多が年々進んでいる状況。

そのため、「ドラッグストアで薬剤師によるオンライン説明」を2024年を目安に解禁予定です。

それなのに薬剤部を新設する理由は、「大学経営」に関する事などでしょうか?

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