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ドラッグストアの薬剤師をオンライン化?

医師の処方箋無しで買える一般医薬品

病院で医師が処方箋を発行して処方される「医療用医薬品」とは別に、ドラッグストアで自由に買える「一般医薬品」があります。
最近は一般医薬品の事を「OTC医薬品」(Over The Counter:店頭で)と呼んだりもします。

その一般医薬品は第1類~3類まで分類されており、第1類は医療用医薬品に近く、第3類は最もリスクは低いものです。

第1類は、副作用等のリスクもあるため薬剤師が店舗にいる時しか購入することができません
私が住んでいる地方ですと、最寄りのドラッグストアも土日しか薬剤師がいなかったりします。
それも「午前だけ」とか時間も限定されて。

ですので、私が第1類一般医薬品を買いたい時には、土日の午前にドラッグストアに行かなければなりません。

薬剤師がオンラインで説明

前置きが長くなってしまいましたが、政府は

「第1類一般医薬品の販売時に薬剤師が店舗にいなくても、オンラインで購入者に説明ができればOK」

とする方針に舵を切るようです。
2024年6月までに。

このオンライン化のメリットは、私のように地方に住んでいる人たちです。

先述のように私の最寄りのドラッグストアでは土日の午前しか第1類一般医薬品を買えません。

しかし、薬剤師によるオンラインが可能となれば、都心に多くいる薬剤師が地方のドラッグストアでの販売に参加できることになります。

今後どうなるかはまだわかりませんが、共に増加している薬剤師数ドラッグストア店舗数にも影響を及ぼしそうです。

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