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ベトナムは、ほぼコロナ前の状態に回復

日本は第7波が始まり、急拡大と報道され「また、同じことの繰り返しか~」と少しため息が出てしまいます。

テレビでも「行動制限はすべきか否か」「全国旅行支援(=GO TOもどき)の開始を延期すべきか否か(結局延期に決まった)」のコメンテーターの議論は、まさに第6波までと同じ光景です。

一方、ベトナムは現在ほぼ制限なく生活ができているよう(飲食店の営業制限無し、入国時の隔離無し)で、コロナ新規感染者数も昨日(7/17)が745人と減少傾向です。

日本も少ない時はもちろんあったけれど、ベトナムの政策のすごかった点は「コロナ新規感染者が増加中に緩和方針を取った」点です。
新規感染者のピークが2022年3月11日の21万4801人(ベトナム総人口は9851万人と日本よりちょっと少ないくらい)。
そして、その4日後の3月15日~緩和措置を開始しました。(この日の新規感染者数は20万6769人と依然多い)

具体的な緩和措置を調べてみると
・入国後の隔離不要。
・飲食店の21時閉店の制限撤廃(ハノイ市)。
などです。

ベトナムは、それ以前まではかなり厳格な検査・隔離・制限をしており、とても大胆な方針転換です。
おそらく、「このまま行動制限を続けていては経済が持たなくなる」という経済的な理由が大きいかと思いますが、このような大胆な決断・実行ができるのは、さすが社会主義国家です。

日本はまた「国からのお願い」が出され、それを実行する人は実行し、しない人はしないのでしょう…

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