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日本のODAの一つである「草の根・人間の安全保障無償資金協力」とは?

日本政府がカンボジアの橋建設と灌漑施設改修に計18万6856ドル(約2557万7503円)の支援を行う契約をしたという記事を読みました。

この支援はODA(政府開発援助)の一種である「草の根・人間の安全保障無償資金協力」によってなされると書かれていましたが、「草の根・・・」って初めて聞いたので少し調べてみました。

草の根・人間の安全保障無償資金協力は、外務省HPによりますと

地域住民に直接裨益する、比較的小規模な事業のために必要な資金を供与するもの。供与限度額は、原則1,000万円以下
・対象地域は、141か国及び1地域
・対象分野は、基礎生活(Basic Human Needs)分野及び人間の安全保障の観点から重要な分野(教育、保健、民生環境等)を優先的に支援。

と書かれています。
(今回のカンボジアの金額は約2557万円で、1000万円を大きく超えていることが少し気になりましたが)

そして、開発途上国で活動するローカルNGOや国際NGO団体が援助の対象で、「足の速い援助」が特徴のようです。

私はODAを詳しく知らないため、この草の根・人間の安全保障無償資金協力が本当に迅速なのかよくわかりません。

しかし、援助が必要な所に素早くサポートが届くとしたら、良い事ですね。

ODAの活動では「使いこなせない最新機器を送られて、そのまま放置してある」や「仲介業者の中抜き」など、良くない話もしばしば耳にしてきました。

是非、現地の人が恩恵を受けられるような援助を、できる限り迅速におこなわれることを願います。

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