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Mentoでコーチング受けてみた

Zoomで、しかも体験5000円でできるってよってことで人生初のコーチングを受けてみた。
追記:簡単なアンケート答えたら2000円キャッシュバックされた。実質3000円!

コーチングとは

促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。

というものらしい。(wikipediaから)

コーチング自体は、小学生の時に親から「コーチになれば?」と雑に将来の提案をされたことがあったので知っていた。

多分、父親が90年代にアメリカで流行ってるのを見て、子供に言ってみたぐらいのノリで、これからは金になるからコーチになるの良いのでは?という感じだったと思う。

サーモンピンクのセットアップを着た、金髪のおばちゃんがコーチングしている映像を観たのをうっすら覚えている。

人生の中でふわっと掠ったぐらいの記憶しかなかったコーチングが、25年以上の時を経て、身近なものになって表れた。

なぜ受けようと思ったか

どうやら、日本では2000年ごろから、経営者やマネージャーの研修に用いられるようになったみたいで、個人の成長や組織の発展を後押しするひとつの活動だと。
どうりで、大学卒業→中小企業→フリーランス→大手企業→弱小企業→フリーランスには縁のない世界。

中途採用研修のストレングスファインダーでさえ心理テストかと思ってた人が、能動的に関わる類のものではないのがよく分かる。
偉い人が迷ったときにやってもらうものかな。会社の研修でやるもんだよね。ぐらいの浅はかなイメージしか持っていなかった。

でも、コロナ禍で色んなサービスを使ってみたいという中で、コーチングにも興味が湧いた。確かに仕事の悩みは常にあるし。
受けてみたいなと思っていたものの、偉い人が受けなきゃ意味ないんじゃないの?と思ったし、オフラインで自分が体験したことないことをオンラインでやるってのは意外とハードルが高く、興味あるんだけどねの状態が続いていた。

で、コーチングってなんなの?をちょっと深堀。

コーチングでは、人間は能力を持つ存在であり、より良く生き、より良い仕事をすることを望んでいると捉え、クライアントが自覚していない潜在的な知識やスキル、潜在能力を解放させ、それを知恵にまで高め、結果に結びつけ、最大限に成果を挙げさせることを目指す。

うん。潜在能力・・

初期の先駆的なコーチたちの教えには、比較的健康で健全な人々がより人生を楽しみ自己実現した人生を送ることができるというメタエートスが見られる

あ。これには共感。偉い人じゃなくても受けて良さそうと思った。

身近に簡単に受けられるサービスがあった

・簡単にコーチを見つけてくれる
・オンラインでできる
・体験5000円

Mento知ってはいたのだけど、ちゃんと見てなかった。
登録→質問答えたらオススメコーチがでる→選ぶ→体験チケット買う→LINEで日時決める、ですぐコーチングが受けれると。

となりのFEが悩んでた

となりで仕事してるFEがもんついてて、コーチング受けてみるっていって、スッキリしてた。リピートしてるってことは良いもんなの?ってなった。

となりのFEが費用を会社持ちにしてくれた

会社持ちなら受けてみる!やる!となって受けることになった。

新規登録して受けてみた

新規登録から予約まで。
自分の情報を入れて、テーマを複数選択して、どんなコーチが良いかを選んでいく。

個人的な感想としては、オススメの美容師をんでもらうようなフローだなと。
ロブにしたい、バレイヤージュやりたいとか、そんな感じてテーマを選んで、ジュニアスタイリスト、トップスタイリストとかランクの希望や、性別、年齢を選ぶ。
そうすると、オススメの美容師さんを教えてくれるような感覚。
勿論、なんも決まってないんですよねー。お任せでもok。

そんな感じで、何人かのコーチをレコメンドされたら選んで、体験チケット買って、LINEでコーチと日程調整。

レコメンドされた中から選んだけど、その中にフィットしそうな人がいなかったら、さらにヒアリングして選んでくれるみたい。

クレカ決済したあと、LINEでコーチと日程擦り合わせ、会員登録体験チケット買った次の日には初めてのコーチングとなりました。

で、どうだったか

私の議題は大きく2つ。

・最近の仕事の悩み
・怠け癖治したい

・最近の仕事の悩み
広域でざっくりとしていて、ほんとにそれで自分も悩んでるのかよく分からんような状態なのは確かだったんだけど、より明確に、仕事ちゃう。プライベートの悩みやんってのが整理された。

仕事はこなせてしまっていて、なにか情熱を傾けられるものがなくなってしまい、オファーがあってもピンとこなくて、ここ数ヶ月逃げてしまうというのがあった。
それは仕事うんぬんっていうより、今のコロナ禍の状況で、旅行ができなかったり、人と会えなかったり、サウナ行けなかったりと、細々したプライベートの不満に目を向けず、全部仕事のことに置き換えて、仕事軸でそれを解消しようとしていたのがあったんだなと。それ仕事の悩みやないやんって。

自分を労ってあげること、自分に興味を持つことをした方がいいんだろうと。

・怠け癖治したい
細かくタスクを割るという当たり前のことだったんだけど、コーチが実践していた方法が参考になりそうだった。
目に見えるカタチでタスクを割る。調子いい日は多めにやる。調子悪い日はやらない。トータルでできてればok。と自分に納得を持たせる。
当たり前のことなんだけど、改めて課題として渡されると、歯車に油を刺されるというか、やろうという気持ちになる。

でてきた感想や感覚は、サマると物足りなさを感じそうな質量だけど、個人的には、思いもよらない言葉が自分の口からでる、というのが不思議な感覚だった。

自分に興味がなさすぎる人なので、自分に興味を持って労れ。
仕事柄、色を言語化するので、自分の色を問われると無になる。

ってのが、個人的には面白かった。え。私そんなんだっけ?て。
私の口から出てきた言葉なのに。

多分、メソッドに従って色んな角度からアプローチしてくれるから、自分の感覚からもうひとつ抜けた道筋や物事が見え易くなるのかなと。

悩み相談でも占いでもカウンセリングでもなく、自分の潜在能力や意識の言語化なのが私にはフィットした。

悩みの解決策でもなく、慰めのホロスコープでもなく、病状の診断でもなく、自分の道筋は自分の答えにしかなくて、その答えをメソッドに沿って導いてくれる感じなのかなコーチングはと思った。

結局、腹落ちした自分の言葉じゃないと私は動かないのだなと。

人間は能力を持つ存在であり、より良く生き、より良い仕事をすることを望んでいると捉え、クライアントが自覚していない潜在的な知識やスキル、潜在能力を解放させ、それを知恵にまで高め、結果に結びつけ、最大限に成果を挙げさせることを目指す

ここの「クライアントが自覚していない潜在的」がかなりポイントで、プロに聞いてもらうとでてくるんだなとびっくりした。

腕の良い美容師さんにやってもらった後、やたら異性がいつもより優しいみたいな。素材を活かしてくれるみたいな。

今回は体験だけだから、本格的なコーチングをしたら、また全然違う効果がでてきたり、違う感想になる気もするが、所感はそんな。

続けたいか

今回のコーチは合わないなと感じてしまったので、継続して受けることはないけど、また他のコーチの体験を受けてみて、合うコーチに会えたら続けていきたい。
コーチ1人につき体験1回5000円は嬉しい。最初のコーチング体験だけなのかなと思ったけど、これならじっくり選べるやん。

偉い人が受ける特別なものではなく、美容院とかネイルサロン感覚で月1回、自分の道筋を見つめ直す時間としてコーチングするのいいかもと思った。それくらいの価格帯のコーチもおるし。

高いコーチは仕事上の明確な悩みを持ってる偉い人向けな気もするので、継続できそうな価格帯のコーチで次回は体験してみようと思う。

今回は初めてだったので、経験豊富そうな経営者層向けコーチを選んでしまっていた。。

ただ、どうやら1年以上はあんまり効果ないみたいなので、明確に時期を絞って何年かにこの時期このタイミングで通うみたいなことをした方が良さげだな。

仕事の目標がボヤッとできたら、またコーチング受けて、より明確にしていきたいなと。

最後に

飲み屋でおっさんにくだまいて人生相談したり、女子会でアドバイスなのかよく分かんないコメントで殴り合うより、同期と愚痴を吐くより、素人上司にお説教されるより、はるかに価値ある5000円体験でした。

手軽で簡単なテクニックと考える風潮もあり、「部下の話をよく聞き、相手をほめて、承認して、ソフトタッチに接していくこと」といった誤解も見られる

と、本読んだだけyoutube見ただけで、素人上司に実践されたんじゃたまったもんじゃない。プロにお願いした方が全然良い。

あんまり関係ないのですが、コーチの語源が面白くて、

「コーチ」は、中世ヨーロッパで交通の要所で馬車の産地だったハンガリーの「コチ」(Kocs)に由来し、鉄製のサスペンションを使った快適なコチ産の大型馬車が「コチの馬車(コチ・セケール)」と呼ばれるようになり、ヨーロッパに広まり、「コチ」は500年間「人を目的地まで連れて行く」ための「手段」であると認識されていた。
そこから転じて、1830年にオックスフォード大学の学生間のスラングにおいて、試験対策のための家庭教師が先の「目的地に連れて行ってくれる手段」の意味に引っ掛けて「コーチ」と通称されていたことが由来

「人を目的地まで連れて行く」その通りだなと。

目的地を見つけられなかったり、迷ったり、行き方が分からなかったり。

コーチングは偉い人だけじゃなくて、様々な人たちに効果あると感じたので、1回受けてみるのオススメします。

コーチングでスッキリしたので、夜は美味しいワインと肉で締めた。

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