見出し画像

惨敗写真部活動記録 きほく燈籠祭花火2023(北牟婁郡紀北町)

本日のテーマ:きほく燈籠祭の花火を撮る

彩色千輪で有名なアレですよ。花火を見てからJRに乗ると当日中に家に帰れないので、今日は車。

朝10時過ぎに国道沿いで海に面している、みえ熊野古道商工会の駐車場に着いた。しかし既に満車。早っ。幸い、その近くの西小学校の駐車場が空いていたのでそこに車を停めることができた。

聞いた話では、前乗りで場所取りしてる人もいるとのことで、当日に午前に移動してるようじゃ無理ゲーだろこれってなった。完璧に出遅れたと自覚したあたくしは、置かれた立場でベストを尽くす方向にシフト。

撮影スポットの岩場には三脚びっしり

なお、「きほく燈籠祭、穴場」等で検索すると引っかかる花火ブログによく載っている、みえ熊野古道商工会近くのガソリンスタンド付近の私有地であるが、当日抽選(13時までエントリー可能)の一区画5000円になったとのこと。もうこれ穴場じゃねえじゃん。あたしゃ現金持ってないので、抽選には参加せず、商工会の敷地の堤防沿いのところに場所を確保した。

コンクリの堤防ギリ

昼過ぎに私有地の抽選に当たった人たちが堤防の下から移動していったので場所が空いたのだが、潮位見たらこれから1m以上上がってくるようなので移動するかどうか悩んだ。海沿いは潮位確認がマスト。ベターではない、マスト。

堤防で滑って派手に転がり落ちる兄ちゃん見て、堤防を下りるのが怖くなってしまい、その場に留まることにした。日和ってるやつはここにいる。安全第一だ。

場所が決まったらひたすら待ち。スマホを弄ってこの記事書き始めたり、座りっぱなしだと腰をやられるので、30分おきに無駄に歩いてみたり。

たまに見る海は良い

なお、ここには自販機はあるが、使えるトイレがないので、徒歩10分弱のファミマに行く必要がある。ファミマでトイレ行列に30分以上ぐらい並んだため、夕方の明るいうちに行ったのに、戻ってきたら日が暮れかけていた。そしてこの時間になると案の定スマホは繋がらなくなり、手持ち無沙汰となる。

地元の人が堤防沿いに植えてある木が邪魔で半分ぐらいしか見えんのじゃないか、みたいなことを話していた。半分か。堤防に三脚の脚引っ掻けて、木が被らないようには設置したんだが。半分か。でも高い位置に上がるやつはぐらいは見えるだろと高を括っていた。

ここではこれが限界

ふと岩場を見るとみんな戻ってきていた。人口密度が高い。

無理だ

20時過ぎに打ち上げが始まったが、木で全然見えない。半分どころか、90%ぐらい見えん。これは位置取りハズレもハズレ、大ハズレ。ベストを尽くすどころではない。オープニング花火の終了時で早々に心折れてしまった。周りの人も速攻諦めて場所移動していた。10時間待ってこれではなあ。

他の場所で試し撮りするも全然ダメだった。一番診たかった彩色千輪も上の方しか見えなかった。なお、堤防下では撮れてはいるようで、誰も上がってこなかった。

やはりコンビニATMで現金おろしてでも、抽選に参加すべきだったのかと自問自答するも後の祭り。

スマホで撮った動画のキャプチャ、煙がすごい

ということで、みえ熊野古道商工会付近での撮影は前日か早朝の場所取り覚悟か、当日私有地使用権の抽選に参加するか(※来年は多少運用変わるかも)、堤防の斜面を下りられる度胸と足腰の強さがない人以外には厳しいかなと感じた。

普通に花火眺めたり、スマホで動画撮ったりはしたので、一応紀北までは行って花火は見ましたよってことで載せておこう。

その後、まさか2時間近く駐車場から出られないとは思わなくて、紀勢道も対面1車線しかないから激混みで、国道42号で多気まで出たので、結局帰宅が2時半になってしまった。完全敗北で成果なしで疲労も一切吹っ飛ばず、もうひたすら辛かった。

めちゃくちゃ懲りたので、来年は事前に下見をしてみようかなと思った。観光も全然できなかったしだな。

上手く行かないこともある。また来年だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?