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さわやかウォーキングガチ勢への道 初夏の自主トレ(伊勢奥津)

※またもウォーキングネタ。他に大したことしてないから仕方がない。

日曜日。翌日の月曜休みに特にやることがなく、前々から行ってみたかった川上若宮八幡宮に行ってみようと思った。この神社の名前をどっかで見た記憶があって、一度行ってみたいと思っていたのだ。

まずネット検索したら、なんかスピリチュアル的なサイトが引っかかった。自分はスピリチュアル関係やパワスポにあまり興味がないので、へえ……ああそうなんですか……はい……(やや引き)となりながら、スクロールしてゆく。

検索結果にはトリップアドバイザー等の様々な旅行サイトも引っかかっている。レビュー内容を確認すると、途中道が狭いだの、車は軽自動車の方がいいだの書いてあった。自分は狭い道の車のすれ違いで過大にストレスを溜める性質なため、大変なのは重々承知の上で公共交通機関を使うことにした。

経路をGoogleマップで検索する。Googleマップさんによると、川上若宮八幡宮の最寄り(とは言え2km離れている)の川上バス停に行くコミュニティバスが月水金と運行されているそうだ。田舎のコミュニティバスの時刻も網羅してるとかGoogleって本当にすごいよな。

休みの日はバスの運行がある月曜日、そして午後過ぎまでは天気も持つようだ。これはもう行くしかないじゃん(ないじゃん)

そして月曜日当日。早起きして、朝8:11にJR家城駅到着。駅前のバス停で朝食代わりのカステラを齧りながら(行儀が悪い)、川上行きのコミュニティバスを待つ。

ここからスタートです
少ない

三重交通の小型バスが来た。乗客はいない。これは週3運行にもなるわ。途中でお客が2人乗って来たが、それでも客少ない。過疎地の路線維持って大変なんだなぁ。

50分ぐらいバスに乗って川上バス停到着。料金200円。50分も乗ったのに。ちょっと安すぎやしませんかねえ。そしてバスの運転手さんから川上は川がきれいだと聞いた。期待しちゃうじゃないの。

歩く前にとりあえず帰りのバスが何時かを確認する。

時間が合わん

9:10過ぎに着いたので、行って帰ってきても13時過ぎまでは流石にようおらんわと、帰りはJRの伊勢奥津駅まで歩くことにした。川上若宮八幡宮から伊勢奥津までは6.7km。まあいけるやろ。

あまごは美味い

プランは決まったので、まずはメインイベントの川上若宮八幡宮参拝のため、県道に入り、2kmちょっとを歩く。

これはいいぞ

道が雲出川沿いにあるので、木々の緑の深さや枝の揺れる音、川のせせらぎで癒やされること半端ない。これが森林浴か、これが副交感神経優位ということなのか。車だと知らずに通り過ぎてしまうであろう。歩きで正解だったかもしれない。

しばらく進むと一之鳥居がある。

ちなみに一之鳥居を過ぎると携帯の電波がどんどん弱くなり、下記の地図辺りで圏外になる(この近辺は元々電波状況が悪い)

橋の上から川を見る。もう音がたまんないすね。

県道の突き当たりには大きな駐車場があり、その奥に川上若宮八幡宮がある。バス停から駐車場まで車は1台すれ違っただけだった。

着いた
御手洗場

スマホ撮影するごとにカメラアプリが位置情報取ろうとしているのか、通信しようとしてはアプリが固まるので、機内モードON。あと一眼持ってきていたら、滝の撮影などでもう少し楽しめただろう。

本殿

参拝終えてお守りをいただいた。うろうろ見て回ったので若宮八幡宮には40分ほど滞在したようだ。清流が見たかったんだから仕方がない。

若宮八幡宮を出て、県道を折り返す。

平日なら車でも問題なさそう
川の上に用水路かかってんのアガる

そして再び川上のバス停まで戻ってきた。まったくしんどくない。さわやかウォーキングの成果だろうか。では改めて伊勢奥津に向かおう。ここからは対面2車線となる。歩道もないので路側帯を歩いていく。

道沿いの古い看板もアガる
川もきれいで良い

県道を道なりに歩くが、1時間ひたすらカーブと橋の繰り返しで飽きてくる。また沿線に生コンの工場やら砂利採取場があり、ダンプカーやトラックが走ってくるのだが、なんでこんなにイキってんの?ってぐらい運転が荒いので、イヤホンして音楽聴きながら歩くのはちょっと危ないかも。

集落らしき所に入った時は終わりが見えてほっとした。

路側帯が見えない

11:50、JR名松線の終着駅である伊勢奥津駅に到着。

きれいな駅

駅は立派な建物だが、無人駅なので切符は売っていなかった。構内に運賃表が表示してあったので、帰りの運賃を確認し、思わず「高っ」って口に出てしまった。自分の頭の中でコミュニティバス価格が基準になっていた。いけないいけない。

18:58が最終列車

時刻表も確認。11:30発のがあったのか。20分も過ぎてるので悔しさはなし。やれやれと手編みの座布団が敷いてある待合いの椅子に座り、補食に持ってきていた柿の種を食べたり、近くの自販機で買った冷たいお茶を飲んだりしながら、スマホを弄って(駅近辺は普通に電波強い)列車が来るのを待つ。こういう何をするわけでもない時間もある意味贅沢なんだろうなと。

13:06発の列車で帰宅の途についた。

乗って残そう名松線

列車に乗っていたら天気が急に悪くなってきて横殴りの雨が降ってきた。歩いてる途中に降らなくて良かったなと思った。天気予報通りになったのは、真面目に参拝したからやな、多分。鰯の頭も信心からとも言うし。


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