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全裸で眠ることについて

SNSやネットで
「〇〇らしいよ〜」
「〇〇だって〜」
という情報を得ることに
あきてきた。

人の意識は、
…少なくともわたしの認識では、
一本のパイプによって
無意識の世界に繋がっていて
そこから情報を得るようになっているように思う。

その人が迷っていたり
困っていたりするときに
その本当の答えは
往々にして
その人の無意識の中にあるとおもう。

ネットを見ることによって
その無意識とのパイプの先が
ネットの世界につながってしまって
無意識とのつながりが断絶されてしまう気がするのだ。
それでは、非常に面白くない!

わたしは
いくら偉い人や
知識人が言ったとしても
自分についてのことは
自分から生まれた答えじゃないと
面白くないし
納得できない。

だから
外からのあふれる情報に
あきてきた。

というわけで、
最近は、何か調べようと
iPadを覗きそうになったら
その調べ物はなるべく
ネットじゃなくて
自分の無意識と体験から
答えをみつけてみようと試みている。

意識から伸びるパイプを
しっかりと無意識に繋げて
余計な情報を
あえて得ないようにする。

その答えは、
夢や絵や言葉や歌やひらめきや
いろいろなカタチをとって
気まぐれにやってくる。

マイペースではあるし、
意味がわからないことも多いが
ネットの情報よりも
満足度の高い答えが得られることが多い。

最近、調べたくなって、
思いとどまっていることがある。

「全裸で眠ると、身体に良いのか?」
ということである。

全裸で眠っている友から
「全裸で寝るとなんかいい感じ」
という情報を得た。

別の友だちも、
全裸だと身体が整うから
長年全裸で寝ているという。

また別の友だちも
もう3年も全裸で寝ているという。

ほんとにそうなのか!?
もしそうならすごく楽だ!

そう思って、
数日前から全裸で寝ている。

しかし、
未だにその効能がよくわからない。
すぐにネットで検索したくなるが、
思いとどまる。

わたしにとって
全裸で布団に入るというのは
カニが甲羅を脱いだような
無防備な心持ちなのだ。

カニは脱皮の際に全裸になる。
甲羅のないその時が
一番敵に狙われやすいタイミングなのだ。
敵に狙われないように
守らなければ!
という心持ちになる。

そして、
朝方に
肩が冷える。

肩が冷えるということは
体感的にはちょっと寒いよー
という感じなのだが
考えてみれば
美しい頭寒足熱だ。

体調も
良いとも悪いとも
どうも
よくわからない。

ほんとに身体によいのか?
やっぱり検索したくなる。
でも検索しない。

しばらく続けて
自分の感覚で
答えを出してみようと思う。

もしかすると
全裸で眠ることを続けるうちに
脱皮後のカニのように
甲羅ができてくるのかもしれないし

そうなったら
また安心して新しい世界を
冒険できそうだ。




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