日特のこと

日能研入試問題特別講座、略して日特。日曜にやるから日曜特訓かな?みたいなことをだいたいの人は考える講座。
前期は習熟度、後期は志望校別。
ネットだと通うか通わず家庭教師に課金するかとか書かれてますが基本的に受講一択だと思います。どうせ通わない代わりの時間で勉強しないので。

前期

前期はよほどかしこくない限りは通ってる校舎での受講です。習い事と重なってるといった特殊な事情がある子は受講してなかったみたいですが。
うちの校舎ではMの中で上位校や難関校クラスを受けに他の校舎へ行った数名の子以外とAの混合クラスでした。
内容は専用テキストで入試問題を解く、みたいな感じだったと思います。
娘は入試問題解きたいガールだったので楽しかったみたいですが。

後期

後期は一定の偏差値や人気の学校ごとにクラスが異なり校舎も志望校の近くの校舎があてがわれます。
難関校と上位校はその学校の対策だけをしてくれる反面受講基準に全国テストの偏差値が必要だけど、合格力完成は基準偏差値無し。そのかわり複数校まとめて対策だから志望校だけをやってくれるわけではないです。(娘いわく似たような難易度と出題傾向の学校でまとまってる気がするらしい)
さらに上位校日特は2月1日午前の学校メインだからR4偏差値が高くても開講してない学校もあります。
うちも志望校の偏差値的に上位校日特があると思ってたらありませんでした。ただ合格力完成の方には志望校があったので、少々遠いですが通うことを決断。どうせ日曜その時間家で勉強しないので。本人は受ける気満々でしたし。
また人によっては合格力完成に志望校が入ってない方もいる中でせっかく志望校があるなら通っておこうかなと思いました。娘と同じ学校志望してる子は遠いからといつも通ってる校舎の日特にしてたけれど……。

一人で小一時間朝から電車に乗せるのは不安でしたが、たまに別の校舎で勉強することはモチベーション的にもよかったと思います。また志望校は別ですが後期日特でお友達も出来て途中まで一緒に帰ったりと楽しんでました。

後期の内容は年内はクラスの対象校過去問を一年分。年明けは総復習。
家では志望校の過去問はやるけどそれ以外はやらないからいろんな問題に触れられるのはよかったかもしれません。
志望校の過去問でいい成績だったから先生にも誉められて喜んでました。まだまだ先生に誉められたいお年頃のまま受験に突入できてよかったです。

教材

前期と後期それぞれ教材があります。
前期のは通常の教科書に近いタイプ。
後期は数々の受験生を苦しめたり助けたりしている銀本。我が家も終盤はかなりお世話になりました。
難関校や上位校みたいに特定の学校対策をしてるクラスはともかく、合格力完成日特は複数校を扱う都合上テキストが銀本メイン。つまり毎回持参なのでとてもハード。現物見たことある人はわかると思いますが鈍器です。これを持って一人での通塾は小学生にはかなり負担。
我が家はスタッフの方と相談して該当校部分をコピーして持参しました。銀本そのものをバラすのはNGだそうで。
夏期講習とか赤本とかみんなバラしてるけどね。
実際銀本は一月追い込みで類題演習のときに他学校の過去問をよく解いていたのでバラさず保持で正解だったと思います。