くろみん

興味が掻き立てられるのは音楽(特に民族感が強いもの)、本屋、旅、散歩、写真、言葉、科学…

くろみん

興味が掻き立てられるのは音楽(特に民族感が強いもの)、本屋、旅、散歩、写真、言葉、科学、文字、文化、着物、宇宙、植物、宗教、猫...などなど

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記事一覧

休職中のいま。この期間を人生にとって意義あるものにしたい、という観念にやや囚われている。
同じところに戻るではなく、転換点にしてよい人生にしていきたい、という純粋な思いと、
「休ませてもらった」んだから意味あるものにしなくては、という使命のような思い。
後者は捨てたい。

くろみん
1年前
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外食にまつわるエトセトラ

食べること自体が好きなのがまずの土台にあり、お店を探すのも好きである。 何か外出の予定がある時は、向かうエリアあたりでどんなお店があるか検索して、いくつか候補を…

くろみん
1年前
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適応障害の診断を受け休職をして2ヶ月終わる。もう1ヶ月間休職の診断が出た。診察の帰りはなぜがとても気分が良く足取りが軽くて、帰りに美術館に行ったり、すごく久しぶりに手芸屋に入って刺繍のキットを買ったりした。復職を目指していたけれど、本音はもう少し休みたかったらしい。

くろみん
1年前
3

朝、ゴミを捨ててそのまま散歩に出た。
陽の光をたくさん浴びて気持ちよかった。
途中バスで帰ろうと思って遠くまでいったけれど、結局歩いて帰ってきた。
1時間半の散歩。
まだ13時か。1日が長い。
もう少し短くて良いけど、散歩は習慣にしたいな。

くろみん
1年前
2

昔、自転車のサドルを盗まれた時のことを思い出した。女の先輩と、違う部署の男性2名と、中野の居酒屋で飲んだ時だったと思う。普段はつっけんどんな人が、真剣にサドルを探してくれた。ふと思い出して笑えてくる。すこーしだけ好きだった彼は転職して、出戻ってきたと聞いたけど、どうしているかな。

くろみん
1年前

1時間並んだ喫茶店を出てきた話

カウンセリングの帰り道。 まだ元気があったし、せっかく都内に出てきたので、友人から聞いた近くの美味しいケーキ屋に行ってみることにした。 店の近くに行くと、遠目にも…

くろみん
1年前
3

映画を見てからコンタクトを買おう

1日使い捨てのコンタクトレンズを使用している。 買いに行くのが億劫で先延ばしにしていたら、いよいよストックがなくなって、非難用のサックから最後の1箱を出してしま…

くろみん
1年前

私がブラウニーを食べたかった日

日曜日。 朝食も食べずにだらだら寝て過ごし、正午も過ぎて夫と家を出、ランチを食べる。 帰りにトイレットペーパーを買おうと薬局へ向かう道中、散歩がてら百貨店を横切…

くろみん
1年前

バファリンとルイボスティの苦味

改札入ってすぐのニューデイズ でルイボスティを買った。 ホット棚の下から2段目、右端のルイボスティをさっと取ってセルフレジで会計し、急足でホームへ移動する。 いつ…

くろみん
1年前

適応障害とスタンプラリー

適応障害になってしばらく休職している。始めはうじうじしていたけれど、今は素直に労働から解放された喜びが大きい。 しばらくは何もする気が起きなくてずっと布団の上に…

くろみん
1年前
2

アーケード下の傘

うちの近所にアーケードのついた通りがある。 商店街というような昔ながらの個人店の並びではなく、ほとんどチェーンの商業施設が並ぶ通り道で、長さにしたら100mほどか。 …

くろみん
1年前
1

マニキュアが乾くまで

前のマニキュアはマットな緑色だった。 剥げてしまったところだけ塗り足してみたけれど、塗り足したところがボコボコになり大変粗末な指先になってしまったので、重い腰を…

くろみん
1年前

自分のコントロール方法

何もやる気が起こらない。 怠惰な自分にうんざりして、落ち込んだ時のためのメモ。 (今日がまさにそうだったので、忘れないように。) 全く大した内容ではないですが、自分…

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くろみん
4年前
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ぶどう狩り食べ放題ではしゃぐも食べ放題というほど食べられるものではなかった

くろみん
4年前
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台湾のHotel para whale:おしゃれで居心地も良くて最高

くろみん
4年前
1

失敗の記憶を増大させない方法

過去に失敗した記憶が、ここぞ!という時に呼び起こされて、萎縮してしまうことはないでしょうか。 私にはいくつか、呪いと化した失敗の記憶があります。 呪いができる工…

くろみん
4年前
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休職中のいま。この期間を人生にとって意義あるものにしたい、という観念にやや囚われている。 同じところに戻るではなく、転換点にしてよい人生にしていきたい、という純粋な思いと、 「休ませてもらった」んだから意味あるものにしなくては、という使命のような思い。 後者は捨てたい。

外食にまつわるエトセトラ

食べること自体が好きなのがまずの土台にあり、お店を探すのも好きである。 何か外出の予定がある時は、向かうエリアあたりでどんなお店があるか検索して、いくつか候補を洗い出してみる。気付けば2、3時間たっていたりする。 ジャンルはその時の気分や、同行者によってもまちまち。このところの傾向としては異国風の強い料理のお店を選ぶ傾向にある。 「美味しい」の閾値が割と低いので、なんでも美味しく食べられる。 ということもあってなのか、外食には味そのものの美味さに加えて、未知のものとの遭遇

適応障害の診断を受け休職をして2ヶ月終わる。もう1ヶ月間休職の診断が出た。診察の帰りはなぜがとても気分が良く足取りが軽くて、帰りに美術館に行ったり、すごく久しぶりに手芸屋に入って刺繍のキットを買ったりした。復職を目指していたけれど、本音はもう少し休みたかったらしい。

朝、ゴミを捨ててそのまま散歩に出た。 陽の光をたくさん浴びて気持ちよかった。 途中バスで帰ろうと思って遠くまでいったけれど、結局歩いて帰ってきた。 1時間半の散歩。 まだ13時か。1日が長い。 もう少し短くて良いけど、散歩は習慣にしたいな。

昔、自転車のサドルを盗まれた時のことを思い出した。女の先輩と、違う部署の男性2名と、中野の居酒屋で飲んだ時だったと思う。普段はつっけんどんな人が、真剣にサドルを探してくれた。ふと思い出して笑えてくる。すこーしだけ好きだった彼は転職して、出戻ってきたと聞いたけど、どうしているかな。

1時間並んだ喫茶店を出てきた話

カウンセリングの帰り道。 まだ元気があったし、せっかく都内に出てきたので、友人から聞いた近くの美味しいケーキ屋に行ってみることにした。 店の近くに行くと、遠目にも分かる人の列。30人弱くらいか。 喫茶と、持ち帰りで列が分かれている。 どうせ後の予定もなし、喫茶に入ってみようと、待つことにする。 都心の有名老舗ケーキ屋。 小一時間、喫茶待ちの椅子に座ってぼんやりと客を眺める。 ストライプのスーツに、先の尖った革靴を履いた男性。40代くらい。近くの広告代理店マンか。 レジ前

映画を見てからコンタクトを買おう

1日使い捨てのコンタクトレンズを使用している。 買いに行くのが億劫で先延ばしにしていたら、いよいよストックがなくなって、非難用のサックから最後の1箱を出してしまった。緊急時になくては困るので、いい加減買いに行くことにする。 前の処方箋を見ると、期限は12月まで。眼科での検診もつくとなるともっと面倒になるところだった。 コンタクトレンズ屋へ行き、会員証を見せる。前回と同じ在庫を探してもらう。 私はかなり目が悪く、お店に在庫がないこともあった。が、ここ何回かは在庫がある様子

私がブラウニーを食べたかった日

日曜日。 朝食も食べずにだらだら寝て過ごし、正午も過ぎて夫と家を出、ランチを食べる。 帰りにトイレットペーパーを買おうと薬局へ向かう道中、散歩がてら百貨店を横切る。 いわゆるデパ地下は目が楽しいので好きだ。クリスマスケーキ予約が始まったらしい。目新しいパッケージのお菓子。今はハロウィン版か。 ヴィタメールの一角目が止まる。夫はヴィタメールのチョコサブレが大好き。久しぶりに食べようとサブレを買うことに。ミルクかダークか、どちらにしよう、どちらも買って帰るか、などと話しながら

バファリンとルイボスティの苦味

改札入ってすぐのニューデイズ でルイボスティを買った。 ホット棚の下から2段目、右端のルイボスティをさっと取ってセルフレジで会計し、急足でホームへ移動する。 いつも時間はおおよそで把握している気がする。 さっき掲示板と時計を見た時は、「急いでお茶を買って行けば間に合うくらい」と把握したので、急いでホームに行ってみたけれど、思いの外時間があった様子。 今日はこれから都内のメンタルクリニックにカウンセリングに行く。だいたい1時間くらいで着くので間に合うはずなので余裕を持って行

適応障害とスタンプラリー

適応障害になってしばらく休職している。始めはうじうじしていたけれど、今は素直に労働から解放された喜びが大きい。 しばらくは何もする気が起きなくてずっと布団の上にいたけれど、最近は本を読んだり音楽を聴いたりと、元気が出てきた。個展が終わったばかりできっと暇であろうイラストレーターの友人を捕まえ、銀座のギャラリーを巡りをすることになった。 ギャラリースタンプラリーというものをやっているらしい。スタンプを集めると、集めた数によってプレゼント応募ができる仕組みだった。いつも覗くギ

アーケード下の傘

うちの近所にアーケードのついた通りがある。 商店街というような昔ながらの個人店の並びではなく、ほとんどチェーンの商業施設が並ぶ通り道で、長さにしたら100mほどか。 私はたいてい、チェロ教室レッスンの後、その通りを少し通ってスーパーへ買い物に行く。少し、というのは、通りの途中から入って、また途中から抜けていくから。 雨の日、チェロ教室を終え、いつものようにチェロ教室に向かった。 アーケード通りで、ビニール傘をさした女性とすれ違った。 ぼんやり手元を見ると、私は傘を畳んでい

マニキュアが乾くまで

前のマニキュアはマットな緑色だった。 剥げてしまったところだけ塗り足してみたけれど、塗り足したところがボコボコになり大変粗末な指先になってしまったので、重い腰を上げて除光液を出し濃い緑色を剥がした。 マニキュアを剥がすと、プールから上がったときのような、久しぶりに肌から酸素を取り込める気がする。今回はもうすこし、陸に上がっているつもりで、新たな色を塗るつもりはなかった。 色を落としてみると、緑のマニキュアに何か残りやすい成分があったのか、黄色が爪に残ってしまって、なにかち

自分のコントロール方法

何もやる気が起こらない。 怠惰な自分にうんざりして、落ち込んだ時のためのメモ。 (今日がまさにそうだったので、忘れないように。) 全く大した内容ではないですが、自分自身のために書いたメモなので、有料にしておきます。お金を出してまでもどうしても見たい方はどうぞ。

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ぶどう狩り食べ放題ではしゃぐも食べ放題というほど食べられるものではなかった

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台湾のHotel para whale:おしゃれで居心地も良くて最高

失敗の記憶を増大させない方法

過去に失敗した記憶が、ここぞ!という時に呼び起こされて、萎縮してしまうことはないでしょうか。 私にはいくつか、呪いと化した失敗の記憶があります。 呪いができる工程を、少し冷静に考えてみると、失敗の記憶を思い出そうとするたびに、ネガティブな感情と記憶が結びついて、事実以上の大失敗の記憶として定着していくようです。 つまり、記憶の中にとどめて置くだけだと危険な様子です。 先日、失敗した直後に、日記のようなものを書きました。 そして今、時間をおいて、再度その時の文章を読ん