【DTM】ベースの打ち込みフィルインについて

今回はベースの打ち込みフィルインについて解説します。僕は普段生徒さんにレッスンをしているのですが結構この悩みが多いです。

【どんな人にこの記事が向いているか?】
・いまいちベースの理論がわからない。
・かっこいいフレーズを作りたい

結論先にいうと
・セクションの最後のルート音のオクターブ上の音を使う。
・オクターブ上の音を使うフレーズ始めに上昇(スライド)したキースイッチを入れて、フレーズの終わりに下降(スライド)したキースイッチを入れる。

この感覚を掴めば後はポップスでよく聴くベースのフィルインになります。

例えばCのキーで
コード進行が
| C/E | F | G | Am |
| C/E | F | G | Am |
8小節目のAmの3、4拍目くらいにフィルインを入れたい場合。
シンプルに3拍目にオクターブ上のAの音に上昇スライド、4拍目のオクターブ上のAの音に下降スライドのキースイッチを入れてみてください。

ぷぅ〜ん↑どぅーん↓

となりませんか?これがフィルインのフレーズの最初と最後にあるとベースっぽくなります。

あとはその間に同じ音でも良いし、5th(E)や7th(G)の音を混ぜたりしてみてください。
その作ったフレーズが自分のやりたいフィルインなのかどうか参考にしたい楽曲を耳コピして試すのも重要です。

慣れてきたら
巷で言われてる「ベースのフィルはマイナーペンタ使うとカッコ良くなる」というのも試してみましょう。
逆に「メジャーペンタ使うと明るいモータウンサウンドみたい...?」だなあとか思ったり。
「あれ、ペンタ使ってもなんか変かもと」と思ったらそれは楽曲が美麗感のある雰囲気を纏っていたり、そこがたまたまノンダイアトニックのコード使ってる可能性があるので素直にコードの音に沿ってフレーズを作ってみましょう。

あとこれは僕の感覚ですがさっきのコツに付け足して

・5thの音も使いやすい
・3rdの音はそのコードの個性がでるので色彩感に注意。
・m7のコードのときの7thの音は使いやすい。
・楽曲のキーの7度の音を使うとメロディアスになる

も頭に入れておくといいでしょう。
意外にベースがカッコいい曲ってオクターブや5thしか使ってなかったりします。
あとはリズムが大事なのでたくさん色んな楽曲のベースを聴いてほしいです。

まとめ
・セクションの最後のルート音のオクターブ上の音を使う。
・オクターブ上の音を使うフレーズ始めに上昇(スライド)したキースイッチを入れて、フレーズの終わりに下降(スライド)したキースイッチを入れる。

是非、いろいろ試してみて下さい♪



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