試験の日

今日は試験の日だ。筆記試験。英語の問題が一つと、社会学の問題が一つ出される。社会学の問題というか、要は「あなたの研究計画を説明しなさい」というもの。自分の研究についてうまくまとめて、それを社会学的な問題意識と絡めて説明する。

ちょっと緊張している。久しぶりだな。大学入試の頃を思い出す。あの頃も少し緊張していた。めっちゃ緊張するというわけではない。心地良いくらいの、少しの緊張感。誰かのメンタルトレーナーが言っていたが、少しの緊張感は高いパフォーマンスを出すためにむしろ必要らしい。緊張するのは当たり前なので、むしろそれを楽しめるくらいがいいのだと。そうかもしれない。

いまは緊張もするし、ちょっとワクワクもする。うまく筆記試験をこなせるだろうか。うまく問題に答えられるだろうか。ただ心配というのではない。楽しみな気持ちもあるし、少しだけ心配と緊張がある。やれるだろうか。うん、きっとやれると思う。

この一年、正確には4月から10ヶ月くらい、この日のために準備してきた。研究計画書も何度も練り直した。問題への想定回答もずっと準備した。それを暗記もした。これ以上ないくらい、入念に準備した。やれるだろう。僕ができなければ誰も突破できない試験になってしまう。それくらいの自信はある。きっとやれる。まずはちゃんと試験場に辿り着こう。1時間前に到着するように、そろそろ出発する。行ってきます。

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