屋号 マラカイトとの出会い
事業を立ち上げる時、悩むのは屋号ではないだろうか。事業の顔となる屋号は一人歩きする時もあるから、だれでも頭をひねり、心をひねってシゴトの分身となる名前付けをすると思う。
失敗に終わった一度目の屋号付け
以前、店舗を開く時、屋号を考えるのに滅茶苦茶苦労した。様々な名称を紙一杯に書いた記憶がある。ましてや韓国で起業するとなると、日本のテイストと韓国のテイストを混ぜるべきか更に悩んだ。
そして決めた、以前の店舗の名前は NaNa Skin。...
エステサロンで肌を美しく磨き、luckyセブンを手に掴んで欲しいという意味があった。
しかし、ベタな名前をつけたと1年後に後悔した...
全く、韓国のテイストは入らなかった屋号...この時点で間違いを犯してしまっていた...(苦笑い)
むしろ『リエサロン』や『リエ皮膚管理室』が良いと、韓国人から随分言われた...韓国語に書くと悪くはないが、日本語訳にすると恥ずかしくて店に立てないと見栄を張ってしまった。
NaNaSkinにだってストーリーはあったけど、韓国人相手に仕事をするには、韓国人が理解できるようにするべきだった...
ちなみに私の母は78歳、今でも現役の美容師だが、店の名前は『ヘアーサロン はやし』 田舎町の美容室、昔は行列のできる店だった。時代を感じるが実績は凄かった。
しかし、時代は2016年代だ!自分の名前を店の名前にするのにモーレツな抵抗があった私は頑なに、その意見を否定した。
今思えば『リエ皮膚管理室』だったら流れが変わっていたかもしれないとも思える...過ぎたことは思い出だ。そして新しい事業を立ち上げた私はまた、事業名に悩んでいた。そんな時友人からの一言が、ヒントをくれることになる。
malachite(マラカイト)との出会い
ある時、ジュエリーをつくる友人が言った言葉がヒラメキをくれた
『マラカイトには、協力者と言う意味があるんだよ』
ズバババン!!! 私の心に衝撃が走った!
”私はセラピストとしてお客様の協力者でありたい...” と心がささやいた。
もともと大好きだったピーコックグリーン...でも、ピーコックグリーンとつけるのはどうなんだ?とも思ったが、クジャクは年老いても美しく、自信ありげに広げる羽が、女性の姿に重なった。クジャクのように内に秘めたしなやかさと美しさ、そして七色に光る魅力は、どんな女性でも持ち合わせている...
そうして、私は屋号を『malachite~マラカイト』にしようと決めた。
マラカイトは癒しの石とも言われているが、その中で印象的な3つの意味が私の活動と重なった。
✓あらゆるマイナスを落としきる
✓外部からやってくる否定的な波動を振り払う
✓睡眠を促す石
私がセラピストとして、皮膚美容を通じてお客様と向かい合ってきたことが、石の意味と重なった。これから始める事業は韓国から、世界に広がる日本人女性に向けて発信していく。今までとは違うのだ。
韓国から、私のセラピーを通じ、マイナスな感情や否定的な波動を振りはらえるようなエネルギーを蓄え、スキンケアだけでなく、健康な睡眠が出来る心の柔軟性を手に入れていただけるようにサポートすることも、韓国皮膚美容管理師として私の役割だと想っている。
屋号の『malachite~マラカイト』にはそんな意味が詰まっている。マラカイトを前面に出すことはないけど、私のシゴトへの姿勢をいつだって正してくれる屋号...私はこの屋号『malachite~マラカイト』と共に発展していくことが目標でもある。
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