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101物語 子育てしながら病棟勤務は避けて通れず、そこで得られたものとは

看護師として働き始めた私は、
4年目で結婚、出産し、大学病院から
県立病院へ転職しました。

外来パート勤務で再スタートし
順調に慣れてきましたが
ペアの看護師さんが異動になり
新しく配属になった看護師さんは
とても怖い方でした。

あまりにストレスで
ひどく心が折れていましたが
このまま辞めては
回復できないと
病棟への異動を選択しました。

その時、長男は2歳前。
夜は家にいてあげたかったし
残業も避けたかった。
やむを得ず義父母にお世話になりました。

どうしても
自分の仕事の自信を取り戻したくて
病棟勤務が始まりました。
配属された病棟の看護師さん達は
自分より若かったり、先輩だったり
経験年数も色々で20人位でしたが
怖い人はいませんでした。
仕事にも慣れてきて
徐々に自信を取り戻しました。

少しして、私の代わりに外来へ配属になった
看護師さんが相談に来られました。
相手の看護師さんとやっていけないと。
その後も2人位順次配属になっては
辞められました。

ここで学んだのは
環境は選べるということ。
環境次第で成長するか潰れるか
それを活かせるかは自分次第。
今ではこの苦い経験は貴重なもの。 

その後の私は
正職員になることを勧められ
正職員になった後
2人目を妊娠して
産休まで病棟の看護師さんに
助けてもらって
3年の育休に入ったのでした。

今思えば、家より仕事に
強く引っ張られていく流れに
なっていたのかなあと思います。

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