入社待ち行列のできる訪問看護ステーションのつくり方③(人間力向上編)【看護師を輝かせる訪問看護ステーション経営ノウハウ】

こんにちは、現役看護師・経営者、コータローです!
独立して輝きたい看護師さんが、「訪問看護ステーション経営のノウハウで、もっと輝く看護師になる記事」、今日のテーマは、「入社待ち行列のできる訪問看護ステーションのつくり方③」です。

入社待ち行列のできる訪問看護ステーションを作るには、
3つのテーマ「学習環境づくり」「コミュニティづくり」「人間力向上」があります。

前回は、ポイント②の「コミュニティづくり」について、働く人たちの間に壁を作らないようにするために、雰囲気づくり、仕組み作り、環境づくりが必要だという話をしました。

今日は、いよいよ最後のテーマ「人間力向上」について、詳しくご説明いたします。

人間力向上については、3つのノウハウ があります。


1つ目は、「初めて訪問看護をする人にプリセプターをつけて、精神面をフォローする」という点です。やっぱり、今まで病院で働いていた看護師さんが訪問看護師になるっていうのは不安があります。だけど、弊社は看護師さんが19人いますが、そのうち訪問看護経験があって入職した方は、たったの5人だけです。残りの14人の看護師さんは未知の世界に飛び込むような不安を抱えていました。

それでも、みんな安心して働けているのは、私自身が訪問看護の経験がないまま訪問看護ステーションを立ち上げたので、不安を抱える点を、みんなで分かちあってきたからだと思います。その不安を解消するためにどうしたら良いか、をいつもみんなで考えているんですね。だから、初めての訪問看護の不安も、プリセプターがつけば、寄り添いながら丁寧に教育していくことで解消され、新しく入職した人は安心して仕事に携わることができます。

それと、病院の中で働いている時よりも、訪問看護師として働く方が、外部の会社の方とお付き合いする機会も増えますし、利用者様のご自宅にも上がらせていただくので、一般常識が身につくということを私自身も体感しています。そういったサポート、自立、関わりという意味でも、人間力はかなり向上していきます。


2つ目のノウハウは、「残業をなくして、休日を増やし、プライベートの時間を確保してもらう」という点です。先程の1つ目のノウハウでは、仕事中に人間力を向上させるノウハウでしたが、2つ目は、プライベートで人間力を向上できるようにする取り組みです。

というのも、人間力を向上させるためには、看護の知識を増やすだけでなく、それ以外の知識を増やしたり、読書をしたり、旅行に行っていろんな体験をしたりすることで、感性を高めたり、人間性を養えたりすることができます。自分の内面をみつめ、心を開き、育む時間ができるんですね。

結果、看護師さん1人1人が、自分らしく輝く人生を送ることができます。その看護師さんに出会う人たちも、幸せな空気を感じることができ、利用者様、患者様にも幸せな空気を分かち合うことができるんです。素晴らしいと思いませんか?


そして極め付け、人間力が向上するための3つ目のノウハウは、「利用者様の状態を、絶対に、アセスメントする」という点です。あなたは看護学生時代に毎回アセスメントをしていませんでしたか?知らない病気や薬剤のことをたくさん調べたり、今利用者様の体に起きていることを頭の中でグルグル考えた経験があると思います。

ですが、働き始めると、これが、なかなかやらないんのが現状なんですよね。病院などでも忙しすぎて、アセスメントする時間がとれていない看護師さんが多くいました。

本来、アセスメントをするということは、相手のことをしっかりと考えられるようになり、相手を思いやる気持ちを育み、相手を理解することでもあるので、とても大切なことです。さらにいうと、このアセスメントをやることで、実は、「考える力」が、めちゃくちゃ身につくんです。考える力がつくと、いろんな角度から、いろんな場面を想定して、様々な状況に対応することができます。考えられる看護師さんは、本当に強いです。

こういったことからも、この、アセスメントを毎回・必ず・するという決めごとは、看護師さんの自ら考える機会を生かし、その度ごとに、相手のことをしっかりと考えられるようになり、相手を思いやる気持ちは、相手を理解する、という人間力向上の強化にもつながっていくのです。


以上、ここまで3つのポイントをまとめますと、人間力向上の1つ目は、「初めて訪問看護をする人にプリセプターをつけて精神面をフォローする」、2つ目は、「残業をなくして、休日を増やし、プライベートの時間を確保してもらう」というものでした。

この2つはあなたが輝くためにも、そしてあなたの周りの人が幸せを感じるためにも効果的なので、ぜひ取り入れてみてください。

今日も動画を見てくださってありがとうございました。もしよろしければ、読者登録とスキボタンを押してください。それでは!

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