「嫉妬」と「格差」の時代を生き抜くための「松本清張」(No.1057)
考える人 メールマガジン
2024年5月2日号(No. 1057)
さようなら、ハリー
――編集長のイチオシ その訃報が届くまで、当欄に記すつもりだったのは、村井理子さんの連載「村井さんちの生活」が、3月19日配信の回をもって100回を迎えたことでした。
2016年4月にスタートした連載は翻訳家の村井さんが、琵琶湖畔での暮らしを綴ったもの。双子の子育てや突然の入院騒ぎ、そして義父母の介護など、たびたびハプニングに見舞われながらも、ユーモアたっぷりに日々を描くその筆致に多