ついに最終回! 吉川トリコさん「おんなのじかん」(No. 906)
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ついに最終回! 吉川トリコさん「おんなのじかん」(No. 906)

考える人 メールマガジン
2021年3月18日号(No. 906)

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「考える人」と私(6) 金寿煥

(前回まではこちらから)

 もう少し坪内祐三さんとの日々を振り返ろうと思っていたのですが、そうすると「『考える人』と私」ではなく「坪内祐三と私」になってしまいそうなので、本題に戻すことにします。
 2002年春、何とか無事に坪内さんとの”顔合わせ”を済ませ、7月4日発売の創刊に向けて、その原稿を待つことになりました。連載タイトルは、雑誌タイトルと同じ「考える人」。毎回、坪内さんが選んだ「考える人」を登場させて(坪内さんは「『〇〇を取り上げる』という表現を私は好まない」と書いていました)、その人物について書いていく。1回の分量は20枚/400字。第1回は小林秀雄です。創刊号の新連載にふさわしい人選です。
 そのリード(本文が始まる前に編集者が記す、記事の意図や要約)はこちら。

 戦後あるいは戦前から、研ぎ澄まされた言葉と、厳格な精神で、思考と創作を繰り返してきた、昭和の偉大な文筆家たち――。
 平成の「考える人」坪内祐三が案内役となり、彼らの「言葉」「態度」「人生」を紹介する連載「考える人」。
「物心ついたときに『現役』だった人しか取り上げない」という坪内祐三の方針のもと、連載の幕を開けるのは、やはり、この人――。

「やはり、この人」なんて、「かっこつけてんじゃねえよ」と今読むと思います。ろくに小林秀雄を読んでこなかった若造が、どの面下げて「やはり」なんて言っているのか。分不相応にもほどがあります。
 わずか200文字ぐらいのものですが、当時このリードをまとめるのにどれだけ時間のかかったことか。坪内さんの原稿を何度も読み、登場する「考える人」の作品(といっても代表作だけですが)を読み、書いては消し、書いては消しを繰り返して、ようやく。それから約20年が経った現在ならば、それほど時間はかからないと思いますが(その良し悪しはおいて)、当時はわずか200字のリードを書くのに、下手したら数日かかる時もありました。

 とにもかくにも無事校了を迎え、2002年7月4日に「考える人」が誕生しました。私の担当は、この坪内さんの「考える人」7ページと、小谷野敦さんの「大衆社会を裏返す」の6ページで計13ページ。13/240ページが、私の「考える人」創刊号だったのです。(つづく)

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