2019年総合ランキング発表! いちばん読まれた記事は?(No. 846)
考える人 メールマガジン
2019年12月26日号(No. 846)
☆竹内薫さんサイン入り新刊プレゼント!
☆まだまにあう! 2019年総まとめ!
☆アクセスランキング
今週もっともよく読まれた記事は?
☆最新記事一覧
この一週間で掲載された記事をご紹介します
☆編集長のお気に入り
◎2019年紹介できなかったもの その1
竹内薫さんサイン本プレゼント!
「考える人」で連載していた竹内薫さん「AI時代を生き延びる、たったひとつの冴えたやり方」が、『わが子をAIの奴隷にしないために』と改題・大幅改稿の上、新潮新書から刊行されました!
「2020年、小学校から義務教育化」プログラミングよりも大事なことがある。未来を生き延びる。たったひとつの冴えたやり方――。
刊行を記念して、竹内薫さんのサイン入り『わが子をAIの奴隷にしないために』を抽選で3名様にプレゼント。こちらからご応募ください。締め切りは1/13(月・祝)23:59!
まだまにあう! 2019年総まとめ!
2019年も残りわずか! 今年もいろいろな記事を掲載することができました。毎年恒例の総合ランキングを今週いっぱいかけて発表しています。
23日(月)より、100位から始めて、1日20本ずつランキングをご紹介。明日27日(金)、ついに1~20位が発表! どんな記事が注目されたのでしょうか?
また、来週30日(月)には、2019年の新連載まとめ記事も掲載。年末年始のお時間があるときに、ぜひまとめて読んでみてください。
81~100位
https://kangaeruhito.jp/article/11716
61~81位
https://kangaeruhito.jp/article/11713
41~60位
https://kangaeruhito.jp/article/11710
21~40位
https://kangaeruhito.jp/article/11707
1~20位
https://kangaeruhito.jp/article/11563
アクセスランキング
■第1位 日々野鮎美(イラスト・監修 信濃川日出雄)「山と食欲と私 日々野鮎美の山歩き日誌」
標高が高い山のデビューには夏や初秋の木曽駒ヶ岳がおすすめ
今回は木曽駒ヶ岳! 今は記事を読んで楽しんでいただいて、実際に登るのは来年の夏~秋に。装備の準備はもちろん、体力づくりも忘れずに! 来年の登山シーズンが楽しみです。
https://kangaeruhito.jp/article/11596
■第2位 安田菜津紀の写真日記
中村哲さんの活動に触れて――「私たち」の幅を少しずつ広げてみること
先日アフガニスタンで銃撃され亡くなった医師・中村哲さんについて、安田さんが寄稿してくださいました。中村さんの死を悼み、心を寄せてくれたアフガニスタンの人々。同じことを私たちはできているのでしょうか。
https://kangaeruhito.jp/article/11650
■第3位 吉川トリコ「おんなのじかん」
7.家族という名のプレッシャー
あいちトリエンナーレで吉川さんが見た生命や生殖をテーマにした作品を端緒に、「家族という名のプレッシャー」、わけても出産プレッシャーについて考えます。年末年始という「家族」が集まる時期だからこそ、改めて考えるテーマなのかもしれません。
https://kangaeruhito.jp/article/11578
最新記事一覧
■大高郁子「考える猫のその日暮らし」(12/23)
ヒゲ太
新キャラ・「ヒゲ太」が登場! 猫って本当に個性豊かな生き物ですよね。
https://kangaeruhito.jp/article/11698
■村井理子「村井さんちの生活」(12/23)
子育ては自分の子ども時代を巡る旅
「朝からうるさいなあ!」と次男くんに言われてハッとした村井理子さん。それはかつて自分が母にも同じことを言ったから……。
https://kangaeruhito.jp/article/11719
■津村記久子「やりなおし世界文学」(12/24)
(13)報われたらえらいのかよ――ヴェルガ 『カヴァレリーア・ルスティカーナ』
今回取り上げるのは、『カヴァレリーア・ルスティカーナ』。オペラにもなっていて、きっとフレーズは聴いたことがあるはず。短い小説がいくつか入っていますが、〈悲惨な話ばかりなのに、本書はなぜか生きる気力さえ呼び覚ます〉。
https://kangaeruhito.jp/article/11599
■猪木武徳「デモクラシーと芸術」(12/25)
第12回 「指揮者」に必要とされる能力は何か
リュリ、ビューロー、トスカニーニ、ワルター、クレンペラー、そして朝比奈隆……名指揮者の資質とは? そして、グールドと衝突したバーンスタインの名演説とは? 絶品の指揮者論!
https://kangaeruhito.jp/article/11860
編集長のお気に入り
◎2019年紹介できなかったもの その1
今年最後のメールマガジンです。この欄で書こうと思っていたのに、書き逃してしまったものを、今回と年明けの2週にわたっていくつかあげていこうと思います。
○ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』岸本佐知子訳
海外文学今年最大のサプライズヒット。アリス・マンローや、レイモンド・カーヴァー、リディア・デイヴィスらが影響を与えられた作家だったそうですが、私は初耳の名前でした。2004年の逝去から10年を経て、2015年に刊行された、短篇集 A Manual for Cleaning Women から岸本さんがよりすぐった24篇を収録した作品集です。
むきだしの言葉、ハードな文章の感触に打ちのめされます。どう紹介しようかな、あまり女性作家ということにこだわった書き方をしたくないな、と思っているうちに話題になってしまい時期を逃しました。岸本さんの翻訳も紹介の仕方も力がこもっていて素晴らしいです。
○リチャード・パワーズ『オーバーストーリー』木原善彦訳
柴田元幸さんが連載「亀のみぞ知る」の第2回で書かれた小説です。
複雑で骨のある大型長編小説をばしばし書き続けるリチャード・パワーズの最新長編にして、なんと今年度2019年度のピュリッツァー賞受賞作がもう翻訳されました。驚きのスピードではないでしょうか。パワーズにしてはかなり読みやすく、間口の広い作品なので、入り口としてもいいかも。エコロジーがテーマなのに、説教くさい感じがないのが素晴らしい。
○『たりないふたり―山里亮太と若林正恭―』『もっとたりないふたり』
今年はUnextやHuluを駆使して「お笑い」番組やライブ映像をたくさんみましたが、そのうちで印象に残るもののひとつです。『たりないふたり-山里亮太と若林正恭-』は、当時はコンビで人気がないほうだった2人が2012年に日本テレビ系で放映したバラエティ番組で、人見知りで社交性・恋愛・社会性の”たりない”ふたりが、コンプレックスを生かした漫才やコントを披露するというもの。
特に面白くなってくるのが、続編2014年の『もっとたりないふたり』で、漫才の打ち合わせを公開収録で見せ、そのあとに漫才を見せるということをします。つまりはネタがもうわかっているのに面白い。プロの漫才師の中でもパターンや定石を外す笑いを好む二人が、どのように話題の流れを作り、間を作り、ワードセンスを見せるのか。人間離れしたスピードで二人が舞台を作っていくのがわかり、凄みを感じる趣向でした。
今年の11月頭には5年ぶりに「さよなら たりないふたり~みなとみらいであいましょう~」というライブがあり、それを編集した番組が12月30日の深夜に日本テレビ系列で放映されるとのことで、今から楽しみにしています。ほぼ打ち合わせなしの即興漫才だったそうです。
次週はメールマガジンをお休みします。次号は1月9日(木)に配信予定です。みなさま、よいお年を。
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