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自ら学ぶ子を育てる大人

私もやしの勤めるオルタナティブスクールは
やりたいことやる珍しい学校です。
3歳から12歳の子供が通っています。

大人の研修会

知識や協調性を重視した教育とは違う
自ら学び、考え行動できる人を育てるための教育に
興味がある方が
どんどんと増えているように感じる。

もやしの勤める学校で研修会を開催した。
研修会のテーマは
「子どもの主体性を考える前に自分が主体的になろう!」

自らやりたいことを言って体験する。
自ら考え行動して
そして自ら学ぶ

大人のやりたいことを聞いてみた。
・火起こし
・潮干狩り
・木登り
・大縄
などなど

潮干狩りの試行錯誤

潮干狩りに出発した一行。

貝が取れるというはっきりとした確証がない潮干狩り
手探りで浜を掘っていく。
「あった!」最初の一個目を発見!
そこからはどんどんと貝を見つけていく。
そこには独自の気づきが生まれていた。

まずは場所
①浜の海水に濡れないところで探す
②海の中に足をつけて濡れながら探しはじめる
③よく取れるスポットを見つける
④一個取れたところの周りに貝がいるという発見

効率的な取り方
①スコップで掘って貝を見つける
なかなか見つからない
②海の中をスコップで掘り砂の中の貝を出す。
波で貝が漂っているところを見つける

やりたいことだからこそ
失敗しても何度も繰り返しチャレンジする。
するとそこに考える過程が増え、考える力が育む。

それこそが主体的な学び。
アサリなんて取れなくていい。
取るためにどれだけ考え行動したかが重要なのである。

大人も自分のやりたいを主張できない。

今回の参加者の中にこんなことを言っている人がいた。
「お昼ご飯を作るのに時間がかかってしまい、遊ぶ時間がなかった。残念。」

今回のお昼ご飯はやりたい人が作ることになっていた。
やりたい人がいなければご飯と味噌汁のみでもいいと伝えていた。

つまりご飯作りは遊びと私は認識していた。

それがその参加者にとっては
やりたいことではなく、
やらされていること。
遊びになっていなかったのである。

私としては
それに気づけなかったことが残念。


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