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遊びは学び。遊びならなんでもいい?

私もやしの勤める学校はやりたいことをやる珍しい学校
3歳から12歳の子ども達が週5日通っている。

子どものやりたいことは「遊び」

子どものやりたいことを聞いてみると
紙飛行機を飛ばしたい
スポーツしたい
積み木で遊ぶ
お菓子作り
お出かけして遊ぶ
など
日常的な遊びがほとんどである。

そんな遊びを毎日毎日繰り返し遊んでいる。

子どもも大人もやりたいと思うことをやっている時は
自ら行動したり、やるために考えたり、失敗してもまたチャレンジしたり

やらされていることとやりたいことの間には
意欲に差が出てくる

その意欲の差は
そのまま学びの差にも現れてくる。

では、やりたいことならなんでも学びになるの?

この課題はいつも悩むことで
一生悩み続けることだと思う

ある子がパソコンで、タイピングゲームをしたいと話してきた。
タイピングを素早く打つことでスコアを競うゲームである。

学校では調べ物をするときに、パソコンを使っているので
その流れからである。

ゲームやおもちゃ、youtube、漫画などを持ってきて遊んでいいのか
人によって考え方違うと思う。
だからこそ、どのように考えて子どもと話していくかとても難しいことである。

タイピングゲームはその子にとってやりたいことであり
だからこそ、集中してのめり込む。
現にご家庭ではタイピングゲームにハマっているらしい。

遊びを分ける2つの視点

①どんな思いでやりたいのか

タイピングゲームをどうしてやりたいのか。
⑴暇だからやりたい。
⑵楽しいからやりたい。
⑶タイピングが上手くなりたい。

⑴や⑵の理由だと別の楽しいことを探そうと話したくなる。
もっと主体的に、考えて遊べるもので。

⑶の理由だと、その思いを聞いて「遊んでもいいかも」と思うかもしれない。

ではなぜ、スポーツやお菓子作りには理由を求めないのに
タイピングゲームには理由を求めたくなるのか。

②ほど良い刺激かどうか
その遊びがほど良い刺激かどうかにも目を向けている。
ゲームは楽しく遊べるように
のめり込んで遊べるように工夫がなされている。

そのために、興味ないことでも
何かを習得する上では、とても役立つものだと思う。

しかし、習得することを目的とした教育ではなく
習得するまでの試行錯誤
自ら学びたいとチャレンジするところを大切にしている教育。

そのため、ゲームの刺激には慎重になるため
理由を求めてしまうのである。

この2つをのことを考えて
タイピングゲームをどのようにして扱うのかを
子どもと一緒に考えて行けたらいいと思う。

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