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note入社1ヶ月でやったことと、あえて言う課題

4月にnote株式会社に入社して、1ヶ月。

入社エントリがはるか昔に感じるくらいに濃厚な1ヶ月。
うまくまとめられるか、自信はないけど書いてみよう。


おもにやってきた3つのこと

・ SNSの活用強化

noteのひとたちはすでにSNSの使い方が上手。
それはきっと「伝える」サービスに携わっているから。

どんな職種のひとも常に「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」のミッションのもとに動いているから、それが筋トレのように効いて身についているのだとおもう。

だからこそ、感覚でやれている部分が多かったので、これから規模が多くなる前に整理するべきことが多かった。

具体的にやってきたことはこのあたり。

・既存の公式SNSをだれがどう運用しているのか把握
・公式SNSの新規開設ガイドラインの作成
・コーポレートSNSの運用方針策定
・note proの公式SNSの運用方針策定、運用、分析サポート
・社員向けのSNSリテラシ研修
・オンラインイベントでのSNS運用と活用ガイドライン作成

・ コミュニティづくり

noteクリエイターのみなさんのなかで、すでに良いコミュニティができている。それこそが今のnoteの空気を支えているのだとおもうし、これからも大切にしたい。

クリエイター視点で考え、運営企業であるわたしたちがむりやり踏み込みすぎないよう気をつけている。そのうえで、クリエイターが活動しやすくなるために、あらたに必要な場づくりをする。バランスがとても難しいけれど、ここがコミュニティマネジメント(この単語はあまり好きじゃない)の真髄だと感じる。

具体的にはこんなことをやってきた。

note公式サークルの運用方針策定と運用
・「イベントおうえん制度」の企画立案と運営
・他チームのコミュニケーションへの相談役

・ あんしん安全の下地づくり

ありがたいことにユーザーもどんどん増えてきて、企業としての責任も大きくなっている。そこで必要なのは、幅広いクリエイターの多様性を後押しするために、だれもが安心して創作をはじめ、安全に続けられるようにすること。

そのために必要なことを大きな視点で考えて、CEO加藤さんはもちろん開発、カスタマーサポート、法務、ディレクターのみなさんとも相談しながら、今後やるべきことの方向性を確認した。

直近だと、若年層ユーザーも増えてきたことをうけて「noteでの発信を楽しむために大切なこと」というガイドライン的なものをつくった。

ガイドラインは小手先の話になると規則のようになってしまう。もっと汎用的な根っこの部分を伝えたくて、こういうタイトルにした。

これを本当に理解してもらうにはどうしたらいいのか?クリエイティブに伝え方を工夫していく必要がある。これからが本番だ。


入社してからのギャップ

note社では、「noteのみんな(旧:ピ社のひとびと)」や個人のnote・Twitterであらゆることが公開されており、実際はどうかな?と思っていたけど、書かれているとおりだった。ギャップはほぼ無く、ミスマッチは相当少ないとおもう。

人事北上さんのこの記事にまとまっているので、興味のあるひとは必読だ。

あと、CEO加藤さんやCXO深津さんもTwitterでいろいろストレートに書いているので、ふだん何を見て、どう感じているのかを垣間見ることできてありがたい。

会社やサービスを体現するPRという仕事において、ボスの琴線を知ることはすごく重要だとおもっている。

私が最近いちばん好きだったのは加藤さんのこれ。ジャム。

また、noteのひとたちは、みんな各領域のプロであり、いっぽうで固定観念にとらわれず、ときに自分の領域も見直し、喜びも悩みも人間くさく、なによりクリエイターのみなさんが大好きだ。最高では??

この会社の一部になれたことは、とてもしあわせであり、プレッシャーである。


あえて言うギャップと課題

というわけで、小っ恥ずかしくなるくらい愛にあふれている会社とサービスを、もっと大きくすてきな街にしていくために、あえて言おう。今のnoteの課題を。

noteはいま、サービスも急成長中で注目度も高く、なかのひとの発信力も高く、UGCもポジティブなものが多い。

外からみると完璧で、もういろんなことが整っているのでは?とおもっていた。

けど、一番のギャップは意外とまだまだ整っておらず、自分たちで考えて作っていくべきことが多い。ということ。

私もこの1ヶ月で現状棚卸しやガイドライン作成、方針の明文化系をいろいろやったし、あたらしいこともすばやく試してみた。小さく速くカイゼンを重ねて強くしていっている状態である。

それが私のような新入りでもやれるのは、ミッション・ビジョン・バリューが実用的なものだからだと思う。

大なり小なり、迷ったときは何度もこれに助けられた。まさに北極星だ。

なので、
「noteに入社したらきっと何か教えてもらえる」
と思っているひとは、ちょっとキツいとおもう。

noteのやり方があるとしても、それはこれまでのみなさんが培ってきた現時点でのベスト解。フェーズや状況に応じてベストは変わるし、現状のやり方をさらに良いものにできないか?ベストをさらにパワーアップさせられないか?と、リーダーシップをとって考えることが必要だ。

受け身でいたら意味がないけど、学べる環境はめちゃくちゃある

毎週全社員が集まる会議では、加藤さんからそのときどきの重要な考え方を学べるし、社内研修は各ジャンルのプロがたっぷりお話してくれて毎回「これ無料で聞けちゃうの!?」とびっくりする。

社内向けのwikiにはこれまでの思想と努力の結晶が詰まっている。深津さんとのミーティングでは、毎回「これは保存版」と思えるワードやフレームが出まくる(本当に保存してる)。

肝心なのは、それらを噛み砕いて、自分のしごとに置き換えて活かせるようにすることかなとおもう。

私も、自分のこれまでの経験をもっとみんなに還元したい。いや、するぞ!


そんなこんなで、やっぱり長い文章になってしまったが、それくらい私のnoteでの1ヶ月は濃密だった。

もし、これを読んでnoteの仲間になりたいと思ったひと、ちょっと興味あるけどぶっちゃけどう?と聞きたいひとがいたら気軽に聞いてください!DM開放しています。


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