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自分が書いた記事をAIにも書かせて、対決を行わせよう!

noteの記事をAIが書いてくれる日がついに来てしまいました。
特定の文字列を入力すれば、自動的に記事の内容やレイアウトをレコメンドしてくれるという優れものです。
月に5回までは自動生成を行ってくれるそうですが、嬉しくなってしまい1日のうちに5回使い切ってしまいました。
何かを創造する、という事は人間特有のものだと思っていましたが、もはやそんなこともないようですね。
となれば、やることは一つしかありません。

そうです。『超えてみろや!』ということです。
僕の過去に書いた記事よりも面白く記事を書く事ができるのであれば、それはもうこちらの引き時ということです。シンギュラリティー has come.
そうなればこちらとしては、AIの作った文章や絵画を眺めてニコニコしているだけの日々を過ごしてやります。
しかし、人間の創造性を舐めてもらっては困る、ということで、
いくつかのキーワードを入れて、僕の過去の記事のテーマでAIにも創作を行ってもらいました。


まずはこちらの記事で対決です。

こちらは僕のある休日の過ごし方を書いたものです。
『最低な』という部分に人間味が乗っかっているものであり、結論を掻い摘むと、寒空の中尿意を催しながらお散歩をした、というものになります。こんな人間にしか味わえない感情の起伏を、AIに描いてもらってたまるもんですか。
こちらの記事と対比させるために『最低な休日の過ごし方』とAIアシスタントにキーワードを打ち込み、文章を作ってもらいました。それが、こちらです。


ー『- 家に引きこもって、好きな映画を一気に観る。過去の名作から最新作まで、疑似旅行気分で楽しめる。
- 一人でカフェ巡りをする。疲れた体をゆっくり休めつつ、新しいお店を発見できる。
- マイペースにお絵かきをする。自分が描きたいものを描くことで創造性を発揮でき、ストレスも解消できる。
- 逆に、アクティブにアウトドアスポーツに挑戦する。日常ではできない刺激的なことを体験することで、心身ともにリフレッシュできる。
- 知らない土地にふらりと足を運ぶ。地図とコンパスを持って、無計画にウォーキングすることで、思わぬ発見があるかもしれない。』

…いかがですか?ちょっと洒落込みすぎていますね。
『最低』という言葉のニュアンスと人間臭さをAIに理解できるはずがありません。丸の内に住む20代のOL(商社勤め)みたいな休日を提案してきました。
人にとってはやや最高?よりになりましたが、視点をかえれば、『これが最低だということは、その先にはものすごい事が待っているのでは…?』という明るい未来になります。
『最低』の部分を、気持ちの沈み具合ではなくて、『ノルマ』と捉えたのかもしれません。だとしたら、AI君の休日はとても充実していることになってしまいます。
でもまぁ、ここは一旦引き分けで良いでしょう。


続いてはこちらの記事で対戦です。

こちらは、幼き日の懐古を描いたもので、たまごっちを通して『命とは何か』を5歳ほどの男の子であった僕が知ってしまった記事になります。
AI君にはきっと、『懐かしさ』という感情は無いのでしょうね!!
というわけで、『たまごっち コミュニケーション』と入力してみました。
命を題材にしたコミュニケーションをたまごっちサイドとしたものですからね、このキーワードで良いでしょう。出力されたものが、こちらです。


ー『- たまごっちを使って、親子コミュニケーションを深める方法。(例えば、子供がたまごっちの世話をすることで、親が子供の関心や意欲を理解することができる)
- たまごっちと一緒に運動をする方法。(例えば、時間制限を設けて歩数を競い合う)
- たまごっちの成長の過程を通じて、自分自身の目標設定に役立つ方法。(例えば、たまごっちの育成目標に合わせて、自分の人生設計を考える)
- たまごっちを使って、福祉施設や介護施設の方々と交流を深める取り組み。(例えば、たまごっちを介してコミュニケーションをとることで、孤独感が軽減される)
- たまごっちを使った「お世話」ゲームを開発し、乳幼児の育児経験のシミュレーションに役立つ取り組み。(例えば、タイマー機能を使って、おむつ交換や授乳の時間を設定し、自分が親としてどのような判断をするかを考える)』

…いかがですか?急にビジネスの匂いがして、びっくりしましたね。
でもなんか、より社会的になっているというか、小さなアパートの中の、小さな手の中での話だったのに、突然地域貢献の色が強くなりました。こうして世の中に貢献できれば、たまごっちも僕も救われる、というものです。エピソードだけで言えば、創業当初のAppleみたいで良いですね。
たまごっちを使った「お世話」ゲーム、を開発の部分はよく分かりませんね。そもそもがそういうゲームですのでね。さてはAI君、たまごっちやった事ないでしょ?やったこともないのにウチらの会話に入ってきたの?ウケる〜〜


閑話休題として、即興で思い浮かんだ『食パンの致死量』というキーワードを入れて、『このタイトルで記事を書くなら、どんなレイアウトにすべきか』の提案をしてもらいました。それが、こちらです。

1. はじめに「食パン」とは何かを解説する
2. 食パンの摂取量による影響と、その感覚について
3. 食パン以外の食品との比較を通して、致死量について考察する
4. 食パンを安全に食べるために気を付けるべきこととまとめる

面白そうですね。ぜひ読んでみたいです。


さて、最後にこちらの記事をぶつけてみました。

こちらの記事は僕が小学校5年生のときに水泳教室に通い始めた時の記事です。AIはディープラーニングによって成長していきますが、子供はコツコツと月謝を払って成長していくものです。負けるはずがありません。

今回は『記事の書き出し』バトルです。入力キーワードはそのまま『水泳教室の初心者コースで無双していた頃の話』と入れて、その記事の書き出しを提案してもらいました。

まずは、実際に僕が過去に書いた記事の書き出しを見てみましょう。

『小学生あるあるの一つとして『習い事、していたよねぇ〜』というものがあります。 僕もなかなか、多くの学校外の習い事に触れて来たと感じています。 お家の事情で転校も多くして来たため、習い事も転々としていた、ということになります。 今日はその中の一つである『水泳教室』について語ってみましょう。 そこで培った能力が今どこかで役に立っているかと言われれば、特には思いつきません。僕が初めて水泳教室に赴いたのは、小学校5年生になった時です。』

続いて、AI君が提案してくれた書き出しを見ていきましょう。出力されたものが、こちらです。


ー『初心者コースでの水泳教室は、水泳に興味がある人にとっては最初のステップとなるものです。しかし、初めてプールに入ると、不安や恐怖心が先行してしまい、思うように泳げない人が多いです。この記事では、初心者コースで無双していた筆者が、初めての水泳教室で成功するためのポイントを紹介します。具体的には、呼吸法やストロークの正しいやり方、プルキックの練習方法など、初心者が押さえておくべき基本的なテクニックを解説します。さらに、初心者コースで心がけていたことや、教室で失敗しないためのアドバイスなども紹介します。初めての水泳教室に興味がある人や、プールでの不安を感じている人には必見の記事です。』

…いかがですか。すごく『っぽく』してくれました。
まるでスイミングスクールがバックに付いているアフェリエイト記事かよ、という書き出しっぷりですが、確かに世の中のブログ記事を集約したらこういう感じになるのかもしれません。『初心者コースで無双していた筆者が』の部分、初心者コースでこんなに誇らしげに胸張っているの、ややおもろいですね。
しかし『教室で失敗しないためのアドバイス』もしてくれているそうです。これみていれば僕は初日に、ちびっこ達の前で肉離れを起こさずに済んだのかもしれません。


さて、総合的に見ればこれは、まぁ引き分けで良いですね。
戦っているフィールドがどうやら違うみたいです。それぞれ良い。うん。
みなさんもAIに記事を書かせてみてはいかがでしょうか。
僕はこれからも自分で書きます。


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