グレード設定が激甘なボルダリングジム

グレードが激甘なジムは好きじゃない。「そんなものは各ジムやセッターの自由だろ!放っておけ!」と言われるかもしれないけれども、実際好きじゃないしややこしいんだもん。

日本のグレードって外岩のクラシック3課題が基準になってるんじゃなかったっけ?だとしたらグレードを語る時に「○○ジムの1級くらい。でも××ジムなら3級くらい」とかおかしくない?

最近は特にジム毎のグレード感の乖離が激しくて激甘ジムでは2段設定だけれど、他のジムだったら3級みたいな、究極4か5グレードくらい差がありません?流石にやりすぎだって。

2段とか3段なんてまぐれじゃ登れないグレードだから。めちゃくちゃホールド間が遠い課題にめちゃくちゃリーチの長いクライマーがトライしたらなんか登れた!そんな感じで課題もクライマーも同じように尖っているならあり得るかもしれないけれど、量産は絶対にできないから。

と、こんな感じで苦言を呈していたところ、それを横で聞いていた激甘ジムの常連クライマーに反論されたことがありまして、曰く「グレードでしか課題を楽しめないなんて可哀想」だそうですが、誰もそんな話はしてないんよ。

そもそもグレードなんて身長とか得手不得手で個々の体感は変わっちゃうものだから明確に設定するのは絶対に無理なわけで、でもやっぱり指標だったり目標のために基準は必要なわけで、この基準を設定するために一生懸命な人もいるんだからこれを無視するようなグレード設定はどうしても好きになれない。

あまりにもグレードに乖離があると怪我とか挫折にも繋がるんじゃない?

あとはコンペでのクラス詐称とか…は強い人が下のクラスで出場しちゃうのが問題なんだから今回の件とはむしろ逆か。

でもコンペエントリー時に「過去に登ったことがあるグレード」でクラス分けがされている場合「RPは2段です」「じゃあオープンクラスですね」「普段登ってるジムは○○です」「あ…」って微妙な空気になったりしない?

なんか知らんけどこの話題になるとみんなちょっと気を遣うのよ。オブラートに包んだような言い方になるのよ。それ自体が面倒臭い。

(引用元:漫画「呪術廻戦」1巻)
(引用元:漫画「呪術廻戦」1巻)

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