ボルダリングジムはこのままで大丈夫なの?と言う雑談

忙殺に次ぐ忙殺。本来ならば登ることよりも、noteを書くことよりも優先してやらなければいけないことが山のようにあるんです。気づかないフリをして閉じ込めていたそのひとつひとつが、ひょんな時に自我を持って語りかけてきて頭がおかしくなりそうです。

例えば登っている時、皆とセッションして楽しんでいる間に「本当に登っていて大丈夫なの?壁の張り替えよりも早い納期がいくつもあるのだけれども本来ならば仕事を優先すべきだよね」などと正論を投げかけてきます。「仕事をしろ仕事をしろ」やめろ。登りに影響が出るだろ。

noteを書いている間もそうです。「君が駄文を弄している間にも仕事をして社会に貢献している人間がいるのだよ」「仕事しろ仕事しろ」「市役所に行って事務手続きをしないと」「せめて生産性のあることに時間を使いなさい」「シンジ、エヴァに乗れ」「仕事仕事仕事」「納期まであと一週間」って、あまりにもやらなければいけないことが多すぎる。

主に仕事ですよね。年度末ですし、忙しいのは皆一緒だと思うんですけど職業柄特に大変なんですよ。逃げちゃダメなのはわかってるんですけどね。面倒なことは明日の自分に任せて今日と言う日を謳歌したいですよね。多分心の声の主は明日の自分なのかなって。明日の自分可哀想って思います。

閑話休題。

昨日ボルダリング議論に関する記事で、じゃあ誰が結論を出すんだい?と言ったことを書いたんですけど、ボルダリングジムのグレーディングについては明らかにスポーツクライミング協会の管轄じゃないですか。個人的には本当に動かなくていいの?って思うんですけど、ジム経営者的には問題ない感じなんですかね。

条文風に書くと「正当な理由がないにも関わらず課題のグレードを通常の想定を著しく下回る設定で継続して供給し、他のジムの経営を困難にさせる恐れがある」と思うんですけどそんなことないんですかね。

これで言うとグレーディングだけじゃなくて利用料金も地域やジムの規模によって最低金額の設定があってもいいくらいだと思ってるんですけど。めちゃくちゃ安いジムとかあるし。

そういったことが要因でクライマーが一極集中してしまうと、その設定に他のジムも追従する以外の選択肢がなくなってしまうんじゃないかと。

これって悪どい考え方をしたら、資本力のある企業が度を越したグレーディングと料金設定で人を集めて、個人経営のジムを駆逐することも可能なので、まぁそこまでいったら完全に独占禁止法に抵触するけど、緩やかにそういう方向に流れていく可能性もあるんじゃないかって思うんですよ。

考えすぎですかね。経済学の知見があればそうはならないであろうと言う分析結果が出たりするんですかね。知らんけど。

まぁ本当にジムの経営者がなんとも思っていないのであれば、僕の頭がおかしいだけなんですけどね。そうだとしたらなんだろう。平和だね。

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