夜の海月の力に導かれ潮は高まる溢るるばかりに

満月の照らす道ゆきつらつらと考えてみる犬の最期を

君の声月の明かりに照らされて輪郭を持つ目にも鮮やかに

月明かりの下でしか逢えぬ君と僕ひっそりと待つ夜の公園

さよならを言い出せぬまま白々と有明の月淡く残れり

短歌「月」より
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