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短歌 #41 身と心

焼き鮭の皮と身を箸で切り裂いてそのいずれをもきれいに食べる

月イチの大サービスで血と共にわたしの心も剥がれ落ちゆく

疲れたら休んでいいよと言われたら休むので声をかけて欲しい

身が腐りやがて分解されそして土と混ざって落ち着いていく

コーヒーとミルクの渦は一様になってゆきます我が身と心も

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