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「プラットフォームの良し悪し」より大切なこと

こんにちは、金子尚弘(@innovator_nao)です。

以前、ギグワークをテーマにこんな記事を書きました。

Uber Eatsって、配達員によって単価が変わるわけではありませんし、稼ぐためには効率よく配達をこなして数を稼ぐしかないですよね。

やっぱり「単価を自分で決めれない仕事はしんどい」って話で。

とは言え、Uber Eatsの配達員でもガッツリ稼いでいる人はいますし、「この働き方は悪だ」と言いたい訳ではなく。

制約がある中でも成果を出す人はいますし、どの土俵で戦うにしても適当にやっていては勝てません。

これはプラットフォームに乗るか乗らないか以前の話です。

今回は、プラットフォームに依存することのメリット・デメリットを紹介しつつ、「それよりも大事なことってあるよね」という話をして行きます。

プラットフォーム依存の議論に意味はあるか

一言で言ってしまうと、プラットフォームに依存するかどうかは「どちらでも良い」なんですよね。

僕は、収入源を1つに絞るべきではないと思っていますし、収入の分散はリスク管理のためにも必要だと思っています。ただ、特定の収入源をプラットフォームに依存するかどうかは根本的な問題ではないと思うんですよね。

世の中には色々な分野の販売プラットフォームが存在しています。物販であればamazonや楽天、baseなどなど。執筆であればnoteもありますし、ランサーズなどのクラウドソーシングもプラットフォームです。

プラットフォームを活用してビジネスを行うメリットは

集客がしやすい
信用を担保しやすい
HPや決済システムを自前で用意する必要がない

といったところでしょうか。

無名の人間が個人サイトで物販を始めてもアクセスも集まりませんし、信用を得ることも簡単ではないです。それに、サイトや決済システムも自ら構築しないといけないので、一定の知識が必要ですし、作業時間も必要ですよね。

プラットフォームを使えば、集客、信用、サイト構築の作業などに掛ける時間を大きく短縮することができます。

プラットフォームで商売をするって、時間をお金で買うという要素が大きいんですよね。そのために安くない手数料を払っている訳です。

一方で、プラットフォームのデメリットとしては、

ルールはすべてプラットフォームが決める
リスト取りができない場合がある
コストは高い

といった感じです。

一番のリスクは、プラットフォームのルールが変わることでしょう。

出品できていたものが出品できなくなる、手数料率が変わることもあり得ます。最悪の場合は垢バンされたり、プラットフォーム自体が閉じてしまい終了です。

個人でサイトを運営していればこんな事は起こりませんが、プラットフォームに乗っかる以上は覚悟しておくべきです。

また、メルカリなどでは匿名発送なども可能なので、顧客リストを収集することができない場合も多いです。過去の顧客情報を持てない場合、常にプラットフォームからの流入が必要になりますし、こちらから過去の顧客に直接アプローチすることが難しくなります。

そして、当然ですが販売金額に対して一定のコストが発生するので、売り上げが増えればそれに比例してコストも増えることになります。まぁ、これはメリットを享受するためには避けられないのですが。

ざっくりとこのようなメリット、デメリットがあるのですが、個人的にはプラットフォームを使うかどうかは「あなたが決めれば良い」と思ってます。

プラットフォームの議論よりも大切なこと

巷では「○○で稼ぐ方法」みたいなプラットフォーム攻略記事が出回っていますし、逆に「プラットフォームに依存するな」みたいな記事もあったりします。

僕としては、メリットとデメリットを検討してプラットフォームを使うかどうかを決めればいいと思っています。

本質的に重要なのは、「プラットフォームを使うかどうか」ではないと思っているので。

本当に重要なことは、

・やれることをやるというマインド
・常に改善し続ける実行力

この2つじゃないかな、と。

冒頭の記事で紹介されている配達員の大村さんもストイックに仕事に取り組んだ結果、配達員で月100万円超の売り上げを達成したと思うんですよね。

やるべきことをやって、常に改善し続ける実行力があれば、プラットフォームの中でもしっかり成果を出すはずですし、プラットフォームから離れても稼いでいけるはずです。

そういった意味では、プラットフォームを使うかどうかと言うのは手段の話であり、本質的には自分自身がやるべきことをやるかどうかなんですよね。

そういった努力をしていない人に限って、「このプラットフォームはオワコン金」みたいな愚痴しか言わず、自分を高める努力をしてないんじゃないですかね。

成果を出せるかはフリーランスでも会社員でも同じで、「やるべきことをやる」、「改善し続ける」なんですよ。

これが出来ていればプラットフォームに振り回されることなく、しっかり稼いで行けるはずです。しっかり土台を固めて、稼げるフリーランスになりたいですよね。


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