「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」
ランドローバー ディフェンダーのイベントが豊洲で2日間行われ、さきほどまで覗きに行っていました。
題して「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」。ゆりかもめに乗って二つ目の「市場前」駅の前の広い敷地が会場です。今年で2回目の開催。
良く準備され、予算と手間とアイデアが存分に込められたとても良いイベントでした。内容としてもスペースとしても、会場は大きく三つに分けられていました。
一つ目は試乗エリア。ディフェンダーの並外れた走破性能を同乗体験するさまざまな施設が並んでいます。併せて、参加者が運転できる一般道での試乗の発着場所などです。ここまででしたら、他の自動車ブランドのイベントでも用意されています。この先が他と違うのです。
二つ目がワークショップ&キッズ&ペット向けの一角。ディフェンダーをモチーフとしたシルクスクリーンプリントや木のクルマ制作、タフティングトレー制作、カッティングボード制作などを大人も子供も楽しめます。
また、同じエリアには1980年代にキャメルトロフィラリーに日本から出場した当時のディフェンダーや古くから日本で大切にされてきた昔のディフェンダーなどが展示されていました。
現行ディフェンダーそのものを展示しなくても、その世界観を十分に体験できるようになっていました。クルマのイベントだからといって、クルマだけ並べて済む時代ではなくなりました。進むべき方向だと思います。
三つ目はステージとそれを囲むテーブルと飲食スタンド。J-WAVEとコラボして、土曜日と日曜日で有名ミュージシャンが多数出演します。僕の好きなSTUTSが土曜日に出演していましたが、その時間は丸の内で同乗体験ドライバーを務めていて聴けなかったのが残念でした。
飲食も屋外なのにきちんとしたテーブルと椅子がたくさん並んでいて、何種類もの食事と飲み物スタンドが並んでいて、とても快適に過ごせます。焼きソバやホットドッグを立ち食いして終わり、ではないところがイベントのクオリティを上げていました。
だからといって贅沢をしているわけではなくて、食器類は再生可能材の使い捨てで、片付けも顧客が効率的にできるように工夫されていたところ今日的で感心させられました。
天気も良く、会場には多くの来場者が詰め掛けていました。小さな子供連れでも楽しめるものが多く、ドッグランまで用意されていたのでゆっくりと過ごせたのではないでしょうか。
南アフリカやアリゾナなどでのランドローバーのオフロードドライビングイベントで、一緒に何日間もテントに泊まりながら旅をしたことのあるイギリス人写真家のニック・ディンブルビーと再会できたのも僕にはうれしかった日曜日の豊洲でした。