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東京の道路が整備されるのは大賛成!

 いつものように、伝通院から安藤坂を下ってきて大きく右に曲がり、首都高速5号池袋線の下をくぐりながら白鳥橋を渡って神田川を越え、大曲を右折しようとしたら、「令和6年7月6日より 白鳥橋 通行止め」と大きく看板が出ていました。

 手前の交差点の路面の矢印も、今までは右側が直進で、左側が左折。直進は白鳥橋の上で2本の右折に変わっていたように憶えていました。

 それが、2車線ともに右折オンリーです。このレイアウトは日本では珍しいのではないでしょうか?

 運転免許を取って以来、春日やその先の本郷、あるいは白山や弥生、根津など都心北東方面から帰ってくる時には、この道を走っていたので驚きました。

 驚いても、その先の新隆慶橋を渡って戻ってくれば大曲に戻れるから構いません。不自由するのは歩行者でしょうね。白鳥橋が通行止めになったことはニュースで耳にした憶えがあるので検索してみました。

 それによると、神田川の氾濫に備えた水害対策として、護岸工事や白鳥橋の架け替え工事を東京都が行っているそうです。工事期間は4年間だそうですから、地元の歩行者の皆さんには不便が続きますね。

 いまだに神田川の氾濫など起きているのでしょうか?

 僕が中学生ぐらいまでは神田川は良く氾濫していて、大雨が降るとサイレンが鳴っているのが遠くから聞こえてきていたことを憶えています。でも、たしか環七の堀之内の方に水流を一時的に貯める溜め池のようなものを地下に造ったり、明治通りと新目白通りの交差点の高戸橋の下の神田川にはバイパスのような川が造られています。それでもまだ氾濫対策が必要なのでしょう。

 東京生まれの東京育ちとして、東京の街が造り変えられていくことを全否定しません。特に、道路が整備されることは大歓迎です。なぜならば、東京は西欧のように数百年前の都市計画によって完成した街ではないからです。明治維新、大震災、空襲などによってスクラップ&ビルドを繰り返し、その間に膨張し続けてきて、修正に次ぐ修正の連続で、まったく現実が計画に追い付いていません。東京の街にヨーロッパのような“完成形”はないのです。

 それでも、新隆慶橋とその先の大久保通りをつなげる、旧・厚生年金病院横の太い道は長年の工事の末に数年前に開通しました。

 他にも、明治通りが代々木から新宿通りを越えるところまでのバイパスとトンネルが一昨年末に完成して効果を挙げています。同様の工事は池袋でも進んでいます。

 環状4号や3号、その他の道路も計画通りに整備され、安全で走りやすく、汚くなくなるのを願っています。

 

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