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コンビニで不思議なマンガと出会う!


コンビニの毎朝のルーティーン・・・
ストアーコンピューターで食材、日用品の発注作業を、終え、カフェオレを飲みながら、カレーパンを食べ
毎週のお楽しみの漫画を見ていると・・・

「サラリーマンが大家さんを目指す物語」

突然、会社から
強制的に就職先を探せ!
という業務命令・・・
つまり「リストラ」

将来への不安・・・
絶望的な状況・・・


読みながら、思わず、泣けてきた・・・

昭和の終わり頃に陸上自衛隊を除隊後、自動車販売会社に就職。

その後、空前のバブル景気・・・
(夢物語のようなお花畑の世界から・・・)

一転して、バブル景気崩壊・・・

目の前で繰り広げられる
無残に引き裂かれるように
様々な手法(テクニック!)での
理不尽な、人員削減

リストラの嵐・・・

明らかに「無法地帯・・・」

残念ながら「主なタ―ゲットは働き盛りのベテラン社員」の方々・・・

その家族はどうなるのか?

当時、私自身も、出向先の関連会社に在籍中(商品バイヤー)をしていましたが

突然、朝の朝礼で・・・

上役から、金子と〇〇は、
何時付けで本社に帰ってもらう!

理由は薄ら笑いしながら「口べらし・・・」の一貫です!

元々の将来の目標は「独立で」

自動車販売会社に入る目的がお金を貰いながら

「独立修行専門学校」と言う、
身勝手な考えでしたが

暫くの間(営業職から離れ)
どっぷりとサラリーマン(安穏)気分で
このままで良いかと・・・

「口べらし・・・」の一言で、

一瞬に「その認識が甘かったと」
我に帰ったのです・・・

仕事柄、販売他社との取り引きや情報交換は常に行っていて

この新しい「販売チャンネルブランドは」

数年後に解散し「終了すると」
メ―カ―から「全国の販売会社の経営陣」には、
極秘裏に報告されているとの情報を得ていました・・・

なんだ、このタヌキオヤジは!

馬鹿ヤロ〜と、心で叫びながら、

焦った事を思い出したのです・・・

その後、本社に戻り、担当していました(商品バイヤー)業務の引き続き後、

再び、新車販売店へ(営業として)配属・・・

その時点で、このまま、会社に残っても「泣く泣く去って行った先輩方々のように」
何れやめるか「干される!・・・」

私の初心に立ち返り、
「己の人生は己で切り開く!」と、

独立への(準備)スタート「トリガー」を
弾いたのです・・・

販売店での営業を行いながら、
独立への(調査と活動・・・)

しかし、私の詰めが甘く・・・

頓挫・・・

私の計画が本社の役員の知る事となり、

本社へ呼び出しの命令!

何故? 一社員の私の独立希望による退職への意向で呼び出しなのか・・・

「職業の選択の自由」

日本国憲法第22条第1項において
「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」

半年程前まで通勤していました
名古屋の本社まで、
急ぎ車で向かいました・・・

呼び出し時間の前に
(役員の居る)フロアーに入ると・・・

既に役員が怒りの形相で仁王立ち・・・

おい!
ここに入れ!

初めて入る
社長室・・・

この役員は(無論)社長ではありません)

緊迫感が漂うなか・・・
この件に関しての喚問が行われたのです・・・

開口一番!

役員の「お前がス―パ―やる」〜!
「ラ―メン屋やる」だ〜!
噂が入っているが、
本当か!?

お前に出来ると思うか!

金はあるのか!

お前は商売を舐めているのか!

ハ〜ア〜
何、いってやがるんだ、
このおっさんは!

そして、又・・・

「しくじって」しまったです・・・

ある事か
目上の役員の方に対して

ス―パ―だ〜
ラ―メン屋だ〜
俺がやろうとしている事は「コンビニだ!」

金なら、貯めてある!
後は借入をして初める!

すかさず、役員からの
口撃!

今の時代にコンビニだ〜?

お前、血迷ったのか!
〇〇〇、大丈夫か?

しかし! どれだけの先輩の方々がバブル景気が崩壊してから
「突然のリストラで苦しみ家族共々、路頭に迷い・・・」

会社の存続させる目的の為、
虫けらのように切り捨て・・・

そして、泣きながら去って行ったのか・・・

その陣頭指揮の片棒を担っているお前に
言われる筋合いは無い!と

(心の中で呟きました)

そして、役員に、

俺は、元々この会社に入った理由は
「独立の為の武者修行だ!」

コンビニなど!
パチンコの台と同じで
(店舗立地)場所が全てだ!

現実は(店舗の運営ノウハウ&経営者の前向きな努力が非常に重要ですが)

だから、コンビニ博打に一発勝負を賭けるだけだ!

こんな「俺なんかを、拾ってくれた」

この会社には、
本当、感謝しています
と、
今まで、お世話になりましたと
役員に会社を(退職意思)やめると告げ、

その足で、実家に向かい
コンビニ加盟への準備と契約の必要な資金計画について

両親に報告と相談に行ったのです・・・

無論、両親から

無謀にも会社をやめてまで、

今のご時世に「24時間・年中無休のコンビニ経営」なんて!

「 なぜ?加盟がしたいんだ!」

父親に手渡した「コンビニ開店経営計画書など」を見せると・・・

当てになるか!
こんなもの(いくらでも作成・作文が出来る!)

こんな(ずさんな開店後の売り上げ見込み予測で!)

お前達が苦労して貯めたお金を出して
まして(銀行から借入をし)

コンビニを初めるなんて!

「人生が破滅するだけだ!」

お前は、もう、
一人じゃあないんだぞ!
家族がいるのだぞ!

だから、無論、銀行への借入の保証人にも、
そのコンビニ加盟に必要な保証人にも、

「俺は、なれない!」

やりたなら、勝手にやれ!

お前は勘当だ!
好きにしろ!

その(今は亡き父親の言葉)に
そうか、わかった・・・

俺はどうしても、子供の頃から
独立がしたかった・・・

だから、
長男として、
両親に何かしらあれば
なるべく(近くで事業を始めて)
何れ、ここ(実家に)帰ってこようと考えていたが、

すかさず、父親が、
お前なんかに(面倒をみて貰おうなん思っていない!)

二度と戻ってくるな!

そうか、わかった・・・

コンビニは(場所・立地が)全てだ!
だから、

今後、
全国で仮に良い(コンビニの立地)が出たら!

俺はこれから人生を賭けて
コンビニばくちを打つ!と、

啖呵を切り・・・

帰路についたの
です・・・

コンビニの蟻地獄

今、振り返りますと、
私の思慮が浅く
(考えが甘過ぎていました・・・)

もしも「この時に、
この、コンビニに加盟」していましたら・・・

コンビニの「蟻地獄にズブズブと」堕ちていたのです・・・

その後、出店したコンビニの(定点観測とリアルに聴き込み調査)を行いました。

そこで「学んだ事は」
言われるがままの情報を鵜呑みにしない!

コンビニ加盟店のリクルート
(店舗開発)の
担当の気質や資質、
思想により
大きく店舗売り上げ予想は左右する・・・

無論「そのコンビニチェ―ンの経営方針」も

要は「ベルトコンベアの様」に

コンビニチェ―ン本社の意向に沿い

何でも良いから!
店舗を作れ!
出店しろ!
数多く作れ!

「加盟店希望者がいたら!」

★「審査が通れば誰も良いから」加盟させろ!
と、
★甘い審査をするコンビニチェ―ンや

「基本的な審査が通り」
適正があれば加盟させる!
(やみくもに誰でも加盟をさせない)
慎重に審査をするコンビニチェン―など

(その時の社会情勢によると推測されますが・・・)

そこで「基本的なコンビニFC加盟希望者の事前審査とは・・・」

聞くところによると・・・

①金融機関情報
(ブラックリスト)に該当の有無!

②過去から現在までの(〇〇・〇〇)の
有無!

③現在の厳密な健康診断で(コンビニ経営に支障が無い事)
など、

コンビニチェ―ン各社の審査基準の差があると推測しています。

コンビニ加盟希望者にコンビニ加盟契約を進め行く時に・・・

何時何時まで、
「コンビニを開店して下さい!」とか!

★そんな「コンビニ加盟希望者を急かす!」ずさんな、話しを良く耳にしました。

そして(冷静になると・・・)

この時に重ね重ね痛感した事は

慎重になれ!
明らかにコンビニ開店物件には
地域特性など

「歴然とした立地には優劣の差がある!」

そして、コンビニ加盟で僅かな成功を目指すのならば、

その、有益な情報は
「店舗開発リクルータ―」 人が必ず持っている!

「職人気質な真面目な方と出会うまで捜す・・・」

一度、仕切りなおそうと・・・
考えたのです。

過去の出来事が「マンガとリアルに」重なっているのです・・・

「ピンチがチャンス」

そして、
実家から、家内の待つ家に帰り
その日の顛末を話し
今後の事を相談しました。

明らかに「バブル景気崩壊し」
先行きが不透明感が漂う・・・

しかし、
逆に捉えれば
そこが、

今の時代の狭間とも感じると・・・

僅かでも「ピンチがチャンス」になるのではないかと

独立年齢の上限を35才までと定めていたので

一先ず「会社を辞める意思を告げた撤回」と昨日の謝罪の電話をし

時間を稼ぎ、作戦を練り直す事にしました。

翌日、早々、本社の役員に電話をし、
昨日の謝罪をしました。

役員は、お前、一度、口から「出た→(唾)言葉は」
飲み込めんぞ!

取り敢えず、本社に来い!
それからだ!

まあ、自分、撒いた種ですから、

本社に着くと、再び、
社長室に入れ!

役員と二人きりで

お前!
この俺に「楯突いてく奴が」会社にいるとは!
まさか、
いるとは(笑いながら)思わなかった・・・

ところで、
お前どうして
会社をやめる事を撤回したんだ?

まあ、相手はタヌキ・オヤジだ!
(ここで、まともに本音モ―ドで本音を話していまったら・・・)
本当にしくじってしまう
(ここは、演技モ―ドで切り抜けよう・・・)

役員のおっしゃった通りでございます。

コンビニの加盟に向け、
両親に相談しましたら、
銀行への融資の保証人などなれない!と、ぶちギレ・・・断られ
玉砕しました。

家族を路頭に迷わしてしまいます。

本当に申し訳ございませんでした。
心より
昨日の無礼をお詫び致しますと
平身低頭で誤ったのです・・・

役員は(ニコニコしながら)
そうだろ〜
な、
お前、
俺の言った通りだろう〜

ハイ、その通りでございます。

なあ、金子
もう一度
お前にチャンスをやる!

しかし、お前の行き先は
営業では無い!

明日から、
板金整備工場に行って
作業着を着て何でもやれ!

それが、
お前の残る条件だ!

(心の中の叫び声・・・)
はぁ〜
俺は元々「自衛隊員で
泥まみれで」地べたを這いつくばりながら・・・
一癖二癖もある先輩や仲間と苦楽を共に生きてきた・・・

今度は板金整備工場勤務か、
俺からしたら(独立専門学校)、
面白いじゃあねぇか
まあ、
一先ず、首の皮が繋った・・・

そして、ハイ
明日から、
板金整備工場に行かせて頂きます
誠にありがとうございましたと
頭を床に擦り付ける程下げ
本社を後にしたのです。

翌日から「板金整備工場・・・」


結論から言いますと、

私の会社に残る意志を試された?
追い出し部屋!でしたが・・・

その間に「某コンビニチェ―ンに」
狙いを定め、
再度、独立の準備を密かに進め・・・

偶然にも、
とても優秀で職人気質な「気骨な彼」店舗開発リクルータ―
と出会えました・・・

板金整備工場勤務では
(塗装作業の基本工程やなどとても学ばせて頂きました。)

「その後の貸家業での補修塗装作業など必要時にとても役に立っております。」

板金整備工場での
日々繰り返される

ボス(工場長)からの
暴言、怒鳴り声!
(パワーハラスメント・・・)

私はここで「やめたら一生悔いが残る!」

悔しいと感じてましたがお遊びの(パワハラ・ゲームなど)

我慢我慢と思ったのです。

無論、「私は自業自得ですから」

ボスの机の中には(退職届けが三枚)
常備されていて

タ―ゲットは私とベテラン整備士の方だったと
思います。

ベテラン整備士の方には!
連日、朝から夕方まで
実務の自動車板金整備の現場仕事で、

夕方から深夜未明まで
事務所で、見積書作成や部品の注文などのデスクワ―ク・・・

過労死ラインを超えるいわれる
「月に80時間以上を更に超える残業を」

労働基準法第36条(時間外・休日労働協定)

労働基準法に定める労働時間の原則は、1日8時間、一週40時間とされていますが、

強制的に(残業代を付けずに)やらせていたのです・・・

結果的に「奥様がご主人のやつれる姿に見かねて・・・」

本社にその実情(強制労働)を「内の主人を殺す気か!」

勤務体制の実態を会社は把握しているのですか!と

今後の対応しだいでは、法律的に動くと行動されたと(耳にしました)
当時はスマートホンもなく
今では当たりまえの早い情報の収集に手間がかかったのです。

その後、そのベテラン整備士の方と、
私への対応も、
緩やかになって行ったのです・・・

「保々、連日、ボスは、定時帰り」でしたが・・・

その後、
再度、販売の営業に戻り
人生最後の会社員生活
悔いの無いように
「仕事に取り組もう!」

そして、平行して、
独立に向けの実務的な隠密活動をして

今度は本当に会社を退職し、

「某コンビニに加盟店し独立をしたのです・・・」

その後、数年の月日が過ぎ・・・

ふと、我に帰ると・・・

「世の中は失われた20年と言われていた時代」

激しい競合でありながら、反面、コンビニ業界は
毎年、右肩上がりに売り上げを伸ばす絶頂期に向かっていたのですが・・・

しかし、

「歴史は繰り返す」
冷静に足元、回りの商圏環境の激化や日々の売り上げ数字、
客数を見ていると・・・

明らかに「ピ―クアウト!」

「このマンガを読んでいて 」

けして、他人事では無い!

明日は我が身だと!
核心したのです・・・

そして、
私も

同じ時代
「バブル景気が弾け!」
会社は経営不振に陥り・・・
会社からのリストラ要員となり
追い出し部屋を転々とし・・・

この漫画の主人公のように
翻弄していた時を偶然にも重なる思いで・・・

更に
食い入るように
読んだのです・・・

その後、
私も、大家さんになろうと、決意!
その足で書店に向かい
先ずは「不動産投資本を」買い集め
知識の習得を初めたのです・・・


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