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退院

8/16 退院の日。昨日、仲間が一人、一足先に退院して、その日の午後にはもうそのベッドに新しい患者さんがきていました。
入院初日は術前の検査などがあるので意外に忙しく、新しい方に挨拶する時間はありませんでした。

退院の日、いつも通り朝6時に起きて(すっかり22時消灯、6時起床が習慣に。順応性が高くて助かりました。。)荷物を整理したりしている間に先生が診察に来てくださって、胸のドレーンを抜いてくれました。
昨日退院した仲間が、ドレーンが抜けると一気に痛みも軽減してストレスもなくなったと、かなりテンションが高かったので、やっとドレーンから解放されると思うとわくわくしました!

抜くときは痛いかなと想像していましたが、仲間が“全然痛くないよ、あっという間だよ!”といっていて半信半疑でしたが、先生が抜きますよ~といってちょっとドレーンを引っ張る感じがしたと思ったら、“終わりましたよ~”と言われ、え??もう??という感じ。もっと体の中からデュル~ンというのを想像していたので意外でした。

それに、今までドレーンを無意識に意識して、寝るときも含めて四六時中ついて回っていた管を気にしなくていいというストレスフリー!
つながれていた部分の痛みもあまり感じなくなり、普通の状態に戻っただけなのに自由度が高まった気がしました。

その後、スーツケースに荷物をつめて、ごみを捨てたりいろいろしていたらあっという間に退室時間に。

もう一人の同室仲間にバイバイを言って、絶対また会おうと約束して部屋を後にしました。

この日も母が実家からきてくれて、朝のラッシュの電車に乗りたくないからと前日に病院近くのホテルに泊まってくれて10時に迎えに来てくれました。本当に、何歳まで母に負担をかけるんだろうと思いながら、ロビーにおりてお会計や手続きを行って、やっと母とアパートに帰りました。

母は、わたしが右手を使えないくらい大変だと思っていたみたいで、意外と身の回りのことはできるのを見て安心したようでした。

一緒にお昼を食べて夕方になる前に帰ると言って、また実家に長い時間電車に揺られて帰っていきました。
本当にありがたいけど、なんだか年老いた母に負担ばかりかけて、ごめんねの気持ちの方が大きくて、狭いアパートに母が来てくれると家庭も持たずに自分勝手にやっていることを感じてすごく自己嫌悪に陥ります。はあ~。

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