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意識高いをこじらせた大学生がスタートアップの内定を1秒で承諾した話

この度、株式会社iCAREに新卒で入社することが決まった者です。

自分なりに「就活」という節目で、いろいろ考え、悩み、最終的には自信のある意思決定をすることができたので、アウトプットとしてまとめさせていただきます。自分語りが多いですが、少々お付き合いください🙇‍♂️

まず、なぜ意識が高くなったのか?というところから説明させていただくと、ことの発端は大学受験でした。現在、明治大学に在籍しているのですが、第一志望である早稲田大学に落ちた瞬間から、「あいつらに復讐してやる」と完全なる逆恨みを始めました笑(明大生って早稲田落ちコンプレックス持ってる人多いんですよ!2年くらいには笑い話になりますけど笑)

じゃあ、どこで復讐するのか?と考えたとき、「大学生→就職」という安直なルートしか思いつかなかったので、「次戦うならビジネスだ!!」と思い込みました。そして、ビジネスで勝つなら日本を代表する大手企業に入ろう!そこで成果を出して、周りを見下してやろう!とすら思っていました。そして、大手企業に入るためには学生時代にまあまあ立派な経歴が必要ということを知りました。学歴もダメ、スポーツも全国レベルなんて無理、留学はだるい...みたいに考えていたときに友人に紹介されたのが、長期インターンでした。ここから意識高いが始まります...。

最初に入社したのは、教育系のスタートアップ。そこでは、YouTubeチャンネルの企画から分析まで幅広く任せてもらいました。とても忙しく、課題に直面する場面は多かったものの、毎日が楽しく、仕事ってこんなにやりがいのあるものなんだ!ととても充実していました。一方で、IT企業特有のカタカナ言葉や略称を使えることや周りの学生よりも学びのある日々を送っているという優越感が、器の小さい自分をどんどん天狗にさせていきました。そして、少し知識やスキルを獲得しただけなのに、周りにマウントを取るような発言を連発していました。ここらへんが一番意識高いをこじらせていたと思います...。当時、僕に付き合わされた方々には本当に申し訳ないと思っています。

文字数が思ったより、多いのでちょっと割愛します。意識高すぎ君の勢いそのままに「挑戦!挑戦!挑戦!」の精神で、他3社でのインターン、2社との業務委託を結び、僕の大学生活の7割はビジネスに関わるという感じでした。でも今思えば、意識が高いだけでここまでできるとは思いませんし、働いて何かを作り、届けるという作業が根本的に好きだったんだと思います。

そして、大学1年の時に戦場と決めた「就活」の時期が来ました。絶対に負けたくなかったので、数十人の先輩や社会人、同期の方にES添削やOB訪問、模擬面接をしていただきました。本当に周りの人に助けてもらってばかりで、僕の就活に関わってくれた全ての方に感謝しております!!

自分が受けていたのはここ10~20年で伸びた事業会社、IT企業でした。もちろんバイネームで聞いたら「すげぇ!〇〇から内定もらったの!?」と言われるようなところです。日本を代表する大手企業に入ることが就活の目的だったからです。上記の努力の甲斐あり、10社ちょい受けて、9割は最終面接まで残り、2社から内定をもらうことができました。

家族からもお祝いしてもらい、「やったぜ!」と思っていたのですが、なぜか心に靄がかかっているような気持ちでした。その原因は思ったより簡単に特定することができ、スタートアップでのインターン経験でした。

これは大手企業の最終面接を受けているときから薄々感じていました。その会社に入る理由が「有名だから」しかないんです。だから、ありきたりの言葉でまとめて、愛想笑いで乗り切ろうとしていたので、それを面接官に見抜かれ、結構落とされました。

そこで、スタートアップと大手企業の両方で、就活をやった上で決断すれば、後悔がないだろう!と思い、お世話になっていた方々に企業の紹介をお願いしました。実は就活中より、このひと段落ついた期間が一番悩みました。スタートアップの方がいいと思っていても、実際に新卒で入るって考えると、大手志向がこびりついているんですよね...

自分の頭がよくある「大手とベンチャーどっちがいいのか問題」の沼にはまってしまいました。いろんな人に話を聞いたり、アドバイスを求めたのですが、聞けば聞くほどどっちがいいのかわからなくなりました。

わからなくなったときの自分の思考はシンプルです。「挑戦!挑戦!挑戦!」です。こういうところは単細胞で良かったです。やってみなきゃわからん!と思っている時に紹介されたのが、やっと出てきました「株式会社iCARE(以下iCARE)」です笑

iCAREでは、普通に選考を受けようと思っていたのですが、まず社員の方5人と面談することになりました。そこで、僕は大手企業とスタートアップの採用の違いに気づきました。ただ、この面談で自分のことをよく見てもらい、僕自身も企業のことをよく知ることができました。僕の面談の中で感じたiCAREの第一印象は、常に上を目指す強さがありながらも、優しい人が多い!でした。

その時、たまたま1人の方が「インターンしてみれば?」と提案してくださりました。正直最初は「他のスタートアップも見なきゃいけないから、時間取られるのはきついな...」と思っていました。ただ、挑戦の精神で、まずはやってみるかと始めてみました。そして、最初のタスクが「健康経営のセミナーを作って欲しい」でした。「えっ、健康経営って何?www」状態でした。でも、内心「出たよ!スタートアップの仕事の振り方」とワクワクしたのを覚えています。

「健康経営」という専門的な分野を扱わないといけないため、多くの人にヒアリングする必要がありました。この時に社内の多くの方々と交流する時間が持てました。そして、面談の時に抱いたイメージと齟齬はないなと確信しました。

少し話が脱線するのですが、ここらへんで自分の「就活の軸」というものがわかってきた気がします。大手企業で就活している時は「有名だから」という理由を隠すためにネットに書いてある就活の軸に自分のエッセンスを混ぜて伝えていたので、完全なる本心ではなかったんです。ただ、自分の中にある「本当の就活の軸」を言語化すると「誰と働くのか?」という部分を一番重視していたことに、スタートアップで就活を始めてから気づきました。自分の一番の強みを挙げるとしたら「周りの人の良さ」です。他者依存かよ!と思われるかもしれませんが、紛れもない事実です。家族、中高の部活の仲間、インターン先のメンバー、就活でお世話になった方々と、無意識ではありますが、自分が関わる人は本当にいい人しかいないんです。その僕の感覚のアンテナがiCAREに強く反応したんですよね(意味不明w)

話を戻すと、iCAREで働き始めて、やっぱり楽しかったです。業務内容を見ると知らないことだらけで、今働き始めて2ヶ月経とうとしていますが、サービスや業界について、理解しているとは口が裂けても言えない状態です。それでも、泥臭くやっていくというところにすごくやりがいを感じます。

長々と自分語りをしてきましたが、もう終わるのでご安心を!インターン契約時の話では、3ヶ月くらい働いてみて、お互いにiCAREに入社したい/させたいという感じになれば、内定が出るということだったのですが、自分のことを評価してくださり、予定よりも2ヶ月早く内定をいただくことができました。その評価してくださったポイントを聞いている時はニヤニヤが止まりませんでした。

そんなこんなで、内定をいただいたわけですが、その時には自分の心は決まっていました。そして、タイトルでネタバレしていますが、内定承諾書をいただいた1秒後にはサインをしました。

理由としては、「誰と働くのか?」という軸に、すごくiCAREの方々やカルチャーがマッチしていたからです。そして、やっぱりこのスタートアップのカオス感が好きです笑

「大手かベンチャーか」という問題はありますが、僕の中での結論は「わからん」で決着しました。自分の尊敬する経営者である南場智子さん(株式会社ディー・エヌ・エー 代表)の本の中に「自分の選択を正解にしていく」という文章があり、まさにこれが答えなんだと思います。これからはiCAREの一員として、この選択を大正解にするためにこのカオス環境に飛び込みます笑

そして、やると決めたからには「爆速で高みへ!」ということで、上場に貢献する大活躍、プロジェクトを主導できるようなビジネスマンを目指してがんばります!

最後に、この悩みに悩み抜いた就活において、本当にたくさんの方にお世話になりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この恩をこれからの活躍で返していけたらと思っています。本当にありがとうございました!!

こんな長い文章ですが、最後まで読んでくださりありがとうございます!
次からはめっちゃ短い文章にします!笑

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