見出し画像

起業家たちと1ヶ月シェアハウスしてみて

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
この度、9月4日〜9月30日までの1ヶ月間、起業家たちとシェアハウスをしたので、そこに期待していたこと、実際に暮らしてみて、そしてこれからの展望について自分の思考の整理を含めて、書いていきたいと思います。

シェアハウスに入るまでと期待していたこと

まず最初にお伝えしたいのは、僕自身がシェアハウスに向いていないということです。綺麗好き、一人の時間が欲しい、付き合いが狭く深いタイプだからです。そのため、共同生活というそのもの自体に不快感を抱いていました。それでも、今回友人からの誘いを受けたのには理由がありました。

その理由は2つあって、1つ目は「同世代の優秀な人に会えていない」2つ目は「新しいことに触れていない」ということです。

1つ目は仕方ありません。大手企業に入れば、数百人の優秀な人と知り合いになることができます。ですが、僕はそれ以上に今の会社で裁量を持ちながら、成果にコミットすることがしたかったので、これは受け入れたことです。実際、これまでのインターンの友人やSNSで優秀な同世代の情報を入手することはできていました。ただ、一緒に暮らすことで、優秀な同世代の人たちはどのように時間を使っているのか。見ることができるのではないかと考えました。

2つ目は自分の性格的な話です。スタートアップに新卒入社したため、研修もなく、4月からずっとKPI達成、事業成長のために働いてきました。入社から半年たった今、6ヶ月を振り返ると、たしかにKPIを達成し、表彰を受け、会社のことは好きだし、仕事は楽しいですが、すごく充実しているとは言えませんでした。僕は学生時代から、動画編集、サイクリング、ゲーム、ページ制作、カメラ、動画系のコンサル、旅行、テニス、プログラミング(Ruby)、ハンドボール、新規事業、水泳と…(切実に恋愛が欲しかったw)
とにかく趣味もビジネスもスポーツもジャンル問わず、いろんなことに挑戦して、8割くらいで満足して、次!という人間です。
もちろん自分の会社が最高な場所であることは前提として、半年、同じ会社で8時間×5日を過ごしていたら、残りの時間と休日でどう新しいことに挑戦するかが重要になります。そこで、僕はこの時間たちを起業家と過ごすことで自分自身の好奇心を満たすと同時に、環境を変えることで自分の行動を変容させようとしました。

上記が、自分が起業家とシェアハウスする上で期待していたことです。

では、実際に起業家シェアハウスをしてみてどうだったのか?というところを書いていきたいと思います。

シェアハウスに入ってみて

結論から言うと、してよかったです!ただ、上記に記載した通り、まずは1ヶ月で十分だったと言うのも本音です。まず、1ヶ月で十分だった理由から言うと、食生活の乱れ、今の生命線であるゲームができない、MTG等の配慮が必要ということがあったからです。自分は自炊もせず、コンビニのご飯ばかり食べていたので、疲労があまり抜けず、食生活の乱れはパフォーマンスに強く影響を及ぼすなと痛感しました。なので、まずは実家に帰り、クックパッドと母親に自炊を教わろうと思いましたw。そして、2つ目のゲームですが、大学時代からFPSゲームにハマってしまい、それらをやらないとストレス発散できない体になっております。やめろよ!と思うかもしれませんが、勝つためにどの位置を取るのか?どうすれば撃ち合いに勝てるのか?目標のランクに達するために、まず何をすべきなのか?というこの思考とプロセスが、仕事におけるゲーミフィケーションに強く影響している部分もあり、仕事の勉強と同じくらいゲームをすることを重要視しております。そして、3つ目のMTG等の配慮は、自分がシェアハウス慣れしてないのが原因ですが、リモートワークでの社内MTG等で、他の人の声が入ることは基本的に相手に対して失礼だと思っているので、確実に1人になれる場所をコワーキングスペース等で確保しなければいけなかったので、まずはそこを抑えておくべきだったと思いました。それでも、それを超えるほどにしてよかった点をこれから記載します。

起業家たちとシェアハウスをして一番良かったのは、ビジネスを通して、未来をどう変えたいか?という議論を本気でできたことです。これは普通の場所で話せば、「意識が高いね。それ現実的には…。どうせ無理だよ。(聞いてくれるが無関心)」といったことを大半です。というか、ある程度の知識や経験がないと話していても、話が噛み合わず、つまらないというオチになります。だけど、シェアハウスではコンスタントに事業の話がされていて、そのために日本の法律や規制が、、この業界は今後こうなっていく、、などの話ができ、自分に足りていなかった知識が身についていき、自分の意見を素直にぶつけても受け入れて議論してくれる環境がとても面白かったです。ビジネスとは関係ないかもしれませんが、最終日に3人で話した「合理的な結婚・子供づくり」と「3次元での矛盾は4次元で解決できるのか」という話はめちゃくちゃおもしろかったです。ここでの学びとしては、自分は抽象的な話をするのが好きということです。もちろん、話している時は具体例を使うことが多いですが、抽象的な議論は、解釈や考え方が人それぞれ違って、相手のことを知るのに一番いい気がします。(自分はストレングスファインダーの1位が個別化、2位が最上志向なので特にその気がします…)

そして、もう1つ影響を受けたのがインプットの量です。最近はインプットをサボっていたので、特に差を感じました。インプットの量は、アウトプットの引き出しの量に比例するので、ビジネスをしている姿勢を見ていても差は感じますが、日常でビジネスについて話している時にもこの差を感じました。純粋に「視座が低いな」と自分が嫌になりました。それは、インプットだけに限らず、アウトプットでも他のみんなは様々ことを経験しており、様々な価値観を知っているなと、、こういうのって、話しているとすごく感じるんですよね笑、いい意味で自分のコンプレックスというか、負けず嫌いなところを刺激された気がします。余談ですが、自分以外の全員が英語を話せたこともショックでしたw、純粋に自分も話せるようになりたいな〜と思いました。

そんなこんなであっという間の1ヶ月でしたが、自分にとっては実り深い出来事でした。もちろん短期間なので、全員とめっちゃ仲良くなった!!ということはありませんが、これだけの刺激と価値観の共有をできたことに本当に感謝しています。ありがとう!!!

そして、これから

そして、最後にこれからの僕の展望ですが、まずはMVPまでは目指してみようと思いました。学生時代から漠然と解決したい社会の課題があり、自分の知見も活かせそうな領域があり、ただ、ビジネスモデルが思い浮かばないというものがありました。そこを一度真剣に見直しつつ、ヒアリング等を実施して、MVPまで持っていければいいかなと思います。

そして、こちらは自分の興味レベルであり、刺激を受けた勢いでやってしまおう!と始めたことですが、今の仕事に活かしたいと思って、オンライン英会話とPythonの勉強を始めました。今は楽しいからやってる程度ですが、3ヶ月後には使えるスキルに昇華させます。(ちゃんと行動変容してるね!笑)

今回のシェアハウスが自分にとっていいものであったことは言うまでもありませんが、1番の学びとしては「若さと時間」は有限であるということ。今この時間をどれだけ本気で過ごせるかが大事なんだと思いました。もちろん、人それぞれの人生があると思うので、一概には言えませんが、僕はこれを機に、20代前半を死ぬ気で駆け抜けようと思いました。まじで今は周りから何を言われようが、生き急ぎます。

現場からは以上!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?