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読書感想:ファスト&スロー(上)

読んだ理由

2,3年前にデザイナー界隈(特にUI/UXに関わる人)では有名になった本で今やバイブル的な存在になっている。ちょうど話題になった2年くらい前に買って読んだけど認知心理学的実験の話が冗長でボリュームも多く非常に読みづらくて何度も挫折していたが、会社の読書共有会をキッカケにもう一回読んでみようと思った。(といってもさらっと流し読み)

著者

ダニエル・カーネマン (著), 村井章子 (翻訳)

概要

人における意思決定が直感的(ファスト)なものと論理的(スロー)なものに分類されるとし,これら決定プロセスの特徴を著者らが行った実験や共感できる例をもとに紹介

感想

脳にはシステム1(直感的)とシステム2(論理的)が存在していて、その二つが意思決定に大きく関わってる。システム1は俗に言う「無意識」で速い思考かつ直感的に処理していて常に起動中。システム2は熟考が必要になったときに動員される遅い思考で普通はアイドリング状態。

システム1では判断できない困難な状況に遭遇するとシステム2が叩き起こされ問題解決に当たるが、システム2の燃料は有限で使い過ぎると燃料切れを起こしてエラーやミスに繋がる。

これはいわゆる認知的負担の事で、UIはできる限りシステム1だけで判断ができるようにデザインし、システム2の力を借りないもしくは負担を掛けないようにするのが大事というのが分かる。

ちなみにシステム2が稼働中で作業難易度が高い時には瞳孔が開くらしく、それを発見した時の著者はなんかハイテンションだった。。。

他にもバイアスとかハロー効果とかヒューリスティックとか色々なことについても語られているので非常に勉強になるが、こういうのってマスターしちゃうと人間の行動をコントロールしやすくなるから悪用してる人絶対いるよな〜と怖くなった。

下巻は読んだが確率に対する意思決定の内容であんまし面白くないので途中でやめた

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